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zoom RSS 国連総会で「ブッシュは悪魔!」

<<   作成日時 : 2006/09/21 14:20   >>

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ニューヨークで開催中の第61回国連総会でアメリカが痛烈に批判されているようです。

『<チャベス大統領>米大統領は「悪魔」と非難 国連演説で』
 【ニューヨーク坂東賢治】反米で知られるベネズエラのチャベス大統領が20日、国連総会で一般演説を行い、「悪魔が昨日ここに来ていた。今日も硫黄のにおいが残っている」と述べ、19日に演説したブッシュ米大統領を「悪魔」と呼んだ。
 チャベス大統領は原稿を用意せずに演壇に立ち、「米帝国の覇権的主張は人類の生存を危機にさらしている」と持論の米国批判を展開した。その上でブッシュ大統領の演説を「私が悪魔と呼ぶ紳士、米国大統領は世界の支配者のように話した」と非難した。
 チャベス大統領はさらに来年の国連安保理非常任理事国入りを目指していることに触れ、「米政府はベネズエラの安保理入りを阻止しようと攻撃しているが、それは独立した声を恐れているからだ」と指摘した。
 国連総会は、年内に任期を終えるアルゼンチンに代わる非常任理事国を中南米から選出するが、ベネズエラと米国の推すグアテマラの激しい勝負になると予想されている。
 ボルトン米国連大使は「思ったことは何でも話せるのが言論の自由だが、チャベス大統領は国民には同じ自由を与えてない」と演説を皮肉った。
(毎日新聞) - 9月21日10時46分更新

ベネズエラは正式名称がベネズエラ・ボリバル共和国。
人口の96%がローマ・カトリック教徒の国です。
 詳しくはこちらをどうぞ→【ウィキペディア「ベネズエラ」】

「悪魔が昨日ここに来ていた(何度も胸の前で十字をきり、合掌)。今日も硫黄のにおいが残っている」

終了後は他の演説より長い拍手を受けたそうです。

ボルトン米国連大使は「無礼だ。セントラルパークで演説でもしたらどうだ。」とも述べています。
ちなみに、アメリカの宗教比率は、カトリック系25%、プロテスタント57%。

同日の国連総会では、こんなニュースもあります。
『国連総会イラン大統領米を痛烈批判』
イランのアハマディネジャド大統領が、日本時間の20日午前、国連総会で演説に立ち、「石油などの資源を目的に何千キロの彼方からやってくる『侵略者』によって、中東の人々が無残に殺され続けている」として、名指しこそ避けたものの、アメリカの中東政策を痛烈に批判しました。
また、アメリカなどが問題にしている核開発については、すべてIAEAの査察に基づいて行っているとして、その透明性を強調しました。
TUFニュース date:9/20 10:33


今回の国連総会は、イランと北朝鮮の核問題について閣僚級会合が開かれると同時に各当事国の主張の演説がメインだったはずです。
『19日から一般演説=イラン核など多国間協議も−国連総会』(時事通信) - 9月18日15時0分

各国の主張の範囲内なのでしょうが、大批判大会と化しているようです。

んで、悪魔呼ばわりされたアメリカの演説は、
『ブッシュ大統領が国連総会で演説、イラン批判など展開』(ロイター) - 9月20日13時11分
(抜粋)
「我が国は平和を望んでいる。あなた方の中にいる過激派は、西側がイスラムと戦争をしているとのプロパガンダを流布させているが、それは間違っている。われわれはイスラムに敬意をもっているが、イスラムを歪曲して死と破壊の種を播く人々から我が国民を守る」
「(イランにとっての最大の障害は)あなた方の指導者があなた方の自由を奪い、国家の資源をテロリストと過激派の支援、それに核兵器の追求に費やす道を選択していることだ」

ちなみに、この第61回国連総会、日本からは大島国連大使のみの出席となり、小泉首相と麻生外相は出席しません。
現職の首相、外相がともに一般討論演説を欠席するのは、4例目で、政府内から「閣僚の不参加は国益を損ない、外交上、大きなマイナス」との声が出ています。
『北朝鮮問題話し合う国連総会、首相・外相とも欠席』(読売新聞) - 9月20日19時28分


(ここから本題)
キリスト教では、悪魔を召還すると硫黄の煙とともに現れると言われています。
火薬のきな臭さにひっかけた発言だと思います。

十字を何度もきり、(キリスト教的な)合掌をしたのは、
「神よ、私は悪魔の名を言います。どうかお守り給え。」
あるいは、
「私は等しく神の子である他国の元首を悪魔になぞらえます。この罪深き行為をどうかお許し下さい。」
といったところからでしょうか?

確かに対イラク戦争開戦の時のブッシュ大統領のテレビ演説を見た時、私の眼には、背後で不気味に渦巻く硫黄の煙が見えました。

てっきり対立の構図は「アメリカvsアラブ諸国(イスラム教国)」だとばっかり思っていましたが、今回痛烈な批判をしたのはキリスト教国のベネズエラ。

このブログでも何度か取り上げた「アメリカvsその他の国全部」の対立図式へと着実に一歩前進したように思えます。
  参考記事→【同時多発テロから5年か〜】

中南米ではベネズエラ、ヨーロッパはEU、アフリカはAU、中東はイラン、アジアは中国がリーダーになって反アメリカ戦線を築いていると言います。

先日NHKで放送していた「世界ふれあい街歩き」という番組でキューバを街歩きしていた回を見ていたら、使い捨てのライターにガスを再充填するシーンがありました。
キューバでは、使い捨てライターと言えども捨てる事は法律で禁じられていて、特殊な金具で充填口を作り再充填して使わなければいけないそうです。
それもこれもアメリカが経済制裁を継続しているために、物資が乏しくなっているからだといいます。
奥底に秘められたアメリカに対する恨みはいかばかりなものでしょう。

一方、アメリカ側陣営といわれる国は、EUのアメリカ離れが顕著な今、アメリカ、イギリス、イスラエル、日本の4カ国のみ。
日本では小泉政権から安倍政権にかわり、親米度合いは着実に増すものと見られます。

最悪の場合を考えれば、日本は今後アメリカとの蜜月関係を続ける限り、いずれ地獄の業火で焼かれる事になるでしょう。

別にどうしろとは言えませんが、困ったものです・・・。


余談:
このニュースにまつわる面白い現象
まあ、一見、世の大勢に係わらないように見える取るに足らないニュースな訳ですが、
このニュース、普段大企業が不利な内容のニュースを扱わない“Yahoo!ニュース”が扱っているのに対して、普段大企業不利系ニュースも扱う“Google ニュース”が全く扱いません。上位に扱いません。

Yahoo!は企業提供により成り立ち、Googleはアメリカによって成り立っているといった所でしょうか・・?

最近、こうゆう事を指摘するようになってから、各検索エンジンへの載りが悪くなったような・・・

↓演説中、チャベス大統領が「いい本だ」と紹介した本です。
覇権か、生存か/アメリカの世界戦略と人類の未来:ノーム・チョムスキー著

詳しい情報→【ウィキペディア「ノーム・チョムスキー」】


↓その他、チャベス大統領絶賛のノーム・チョムスキーの著書など
9・11/アメリカに報復する資格はない!
メディア・コントロール/正義なき民主主義と国際社会
テロの帝国アメリカ
アメリカが本当に望んでいること
金儲けがすべてでいいのか/グローバリズムの正体
チョムスキー、民意と人権を語る
チョムスキー21世紀の帝国アメリカを語る
秘密と嘘と民主主義
ノーム・チョムスキー:伝記 
チョムスキー入門
チョムスキー 9.11 Power and Terror:DVD/ドキュメンタリー
 ↑http://www.cine.jp/detail/chomsky911.htmlでダウンロード配信中(有料、1,000円)

ノーム・チョムスキーなんて、初めて聞いた名前ですが、すごい興味ある著書の数々だと思います。

↓ご参考に
反アメリカ論
帝国アメリカと日本武力依存の構造
物語アメリカの歴史
帝国アメリカのイメージ
帝国以後

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やるなあ。ベネズエラ大統領
距離的にほど近い両国なのに、ここまで気の利いた皮肉を言っていいものか逆に心配になる。まったく関係ないが亀田興毅の相手はベネズエラだったね。---【ニューヨーク=中前博之】反米・左傾化を強めるベネズエラのチャベス大統領は20日、国連総会の一般演説でブッシュ米大統領を ...続きを見る
50代オヤジの独言
2006/09/21 22:03

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
TBありがとうございました。詳しい時事ネタに脱帽です。気になる事件や事象があったら寄せてもらって確認させていただきます。
50代オヤジ
URL
2006/09/21 22:06
コメント&TBありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。

詳しいだなんて、とんでもありません。
気になるニュースを聞いた後、付け焼刃でネットで調べた事ばかりです。
ひげメガネ
URL
2006/09/22 00:27
>キリスト教では、悪魔を召還すると
はぁ?!
キリスト教で悪魔を召還するなどということがあるわけないでしょう!!
それこそ、へたな米国映画の見すぎです!!
それは、アイルランドや中欧といった、元々原住民が持っていた生活習慣と
本来のキリスト教とを混同しすぎです!!!
欧米人が持っている習慣=キリスト教、ではありません!
(だから日本人は、ハロウィーンを「キリスト教の祭」なんて間違ったことを平気で言う。。。。。)


>十字を何度もきり、(キリスト教的な)合掌をしたのは、
>といったところからでしょうか?
ちがいます。
それこそ「オーメン」や「エクソシスト」に何回も出る場面ですが、
典型的な「悪魔祓い」のシーンです、
だれが見ても。


>キューバでは、使い捨てライターと言えども捨てる事は法律で禁じられていて、
禁じられていません。
ただ、
捨てたら日本みたいにコンビで買うわけには行かない、
日本で言えば「ziipo」ぐらいに相当する商品な訳で
充填しないといけないと言うのは
貴殿の言われている通りです。
umiusi46
URL
2006/09/22 10:58
umiusi46様、ご指摘ありがとうございます。
非常に助かります。
ひげメガネ
URL
2006/09/22 12:10
最近、「コンスタンティン」という映画を見てumiusi46様の言う事が分かったような気がしました。
確かに悪魔と天使入り混じりの“へたな米国映画”でした。
ひげメガネ
URL
2006/10/18 10:04

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