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zoom RSS リニアモーターカー、衝突脱線!!

<<   作成日時 : 2006/09/22 22:46   >>

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ニュースステーション見てたらリニアモーターカーが衝突脱線なんて事故の速報が入って来ました。
『リニアモーターカーが衝突、死者も 独で実験走行中』
ベルリン(ロイター) ドイツ北部で22日、テスト走行中のリニアモーターカー(磁気浮上式高速鉄道)「トランスラピッド」が、軌道上の物体と衝突、乗っていた30人に死者が出た模様だ。
当局によると、トランスラピッドは、時速200キロ以上で実験施設で走行していた。広報担当者は、「犠牲者が出たが、何人なのかは不明だ」と話した。
トランスラピッドは、シーメンスとティセンクルップが出資したトランスラピッド・インターナショナル社が開発。現在、中国・上海の中心部と空港を結ぶ路線でだけ営業運行している。
2006.09.22 Web posted at: 21:09 JST- REUTERS

軌道上には保守点検用の車両がいたとか言っていました・・・
乗っていた人数についてはテレビ朝日では19人絶望なんて言われていて、情報錯綜中の模様です。

現場はドイツ北西部、オランダとの国境近くラーテンにある31・5キロの実験用施設。
軌道は地上約5メートルの橋架上

関係なさそうですが、トランスラピッドは上海で8月に火災を起こしていたんですねー。
【【中国】上海リニア火災、「中国がドイツ離れか」懸念広がる】(サーチナ・中国情報局) - 8月16日

大変気になるニュースですが、私事で週末留守にするので、更新もTB返しもコメント返しも月曜日以降になります。あしからず・・・。


追記:10/4
結局死者は23人。原因は人的ミスと見られています。
まあ、最新技術の塊に見えるリニアモーターカーでも、作業車が軌道上に存在しても走行可能だったという、人的ミス介入の隙が今回の事故の原因となったようです。

リニアモーターカーといえば、子供の頃に科学雑誌や科学番組で、盛んに取り上げられていました。
日本では磁気浮上式鉄道と訳されますが、リニア(Linear)とは「直線の」という意味で、普通の回転式のモーターと対になる言葉です。

車体と軌道上の磁石の反発によって浮上させると、車輪と軌道の間の摩擦は0になり、さらに磁石が引き合う性質を利用して前に進ませようという、初めて聞いた当時ワクワクした技術でしたが、大人になるにつれて、なんか意味の無いシステムに思えて来るのでした。

技術の要となる超伝導電磁石の導線の素材開発に全てがかかっているようです。
もし常温超伝導物質が発見されたら、飛躍的に実用化に結びつくと当初言われていました。
現在は電磁石を超伝導状態にするために液体ヘリウム/窒素などや強力な冷却装置が必要で、車体が重い上にコストもかかり、更に冷却ガス漏れなどの重大な事故の可能性を孕んでいます。

リニア実験線の建設のための予算を云々していた時期には、あたかも『10年以内くらいに常温超電導物質が発見されて実用化されて、リニアモーターカーの普及は爆発的に進む。だから、今は常温超電導物質が世の中に存在しなくても、その時のために基礎実験は進めていかなければならない。』などと言われてたように思います。

ところが、超電導物質と言えば、相変わらず液体窒素や液化ヘリウムでキンキンに冷やしてやらなければならない物質ばかり・・・。
仮に常温超電導物質が発見されたとしても、電線に加工して超伝導磁石にするために更なる研究が必要になります。
しかもリニアモーターカー普及のためには、安価でなければなりません。

そして、ふと気がつくと、「磁気浮上式で無い」リニアモーターカー(鉄輪式(接地式)リニアモーターカー)はどんどん普及しています。
大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線、都営地下鉄大江戸線、神戸市営地下鉄海岸線、福岡市地下鉄七隈線、大阪市営地下鉄今里筋線、横浜市営地下鉄グリーンライン、仙台市営地下鉄東西線・・・・・・(導入予定を含む)
いずれも、車体に従来のような重いモーターを積む必要は無く、細いトンネルで済み、建設費の削減などに大いに役立っています。

一方、磁気浮上式のリニアモーターカー。
山梨実験線は二十数キロの延長と車両を増やすのに3500億円かかると言われています。
なんと東京ディズニーシー建設とモノレールを始めとした周辺整備を合わせた総事業費とほぼ同じです!

何か、リニアモーターカーというものの存在意義がどんどん怪しくなって来ます。

技術立国でしか無い日本の自慢のネタのためだけの開発なら、リニアモーターカーは不要です。
アメリカのスペースシャトルのように費用対効果が得られない事だと思うのです。
中仙道リニア線が計画されてから何十年経ったのでしょうか?

もちろん、研究開発を止めて白紙に戻せとは言いません。
せめて常温超伝導電磁石が安価で出来るメドが立つまでは開発費は最低限に抑えるべきと思います。
まあ、民間捻出の費用100%ならば文句は言いませんが・・・


↓ご参考に
「リニア」・破滅への超特急
「超高速陸上交通機関」研究の幕開け
スーパートレイン
リニア新時代

リニアモーターカー切手シート 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私(30歳)が小学生だったころ、リニアは当然の未来として語られていたものでした。常温超伝導や核融合同様、何だか夢の未来として終わっていく気がします。
義勝
2006/09/22 23:41
義勝様、コメントありがとうございます。
そうですねー。そう遠くない未来に実現されると思っていた常温超伝導も全く話を聞かなくなりましたね〜。
山梨実験線を24km延長するのに3550億円もかかるって言うんですから、コスト的に割りが合わないですよね〜。
ひげメガネ
URL
2006/09/27 21:34

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