ダメ主夫 ひげメガネの雑記帳

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zoom RSS 伊方原発、プルサーマル、安全神輿は担ぐなよ

<<   作成日時 : 2006/10/13 13:36   >>

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(写真:松山市内の某寺院にて撮影)
なんとなく住職の心意気は伝わるものの、達文(?)すぎて意味分かりません・・・。
最近死人を立て続けに出して、氏子・神社間のトラブルが絶えず、安全運行が例年叫ばれて伝統が失われつつある松山の喧嘩神輿の事を揶揄しているのかな・・?(ちなみに今年も死者1名・・・)
単純にプルサーマルは危険だから安全と思うな、って事かな〜?

愛媛県、伊方原発のプルサーマル計画受け入れ同意

 四国電力が伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で進めているプルサーマル計画について、愛媛県の加戸守行知事は13日、受け入れに同意し、安全協定に基づく事前了解の文書を四国電力側に手渡した
 九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町)に次いで国内2例目の実施に向けた地元了解で、四国電力は2010年度までの発電開始を目指す。
 県に先立ち、伊方町の山下和彦町長が、町役場を訪れた四国電力の常盤百樹社長に事前了解の文書を交付。この後、県庁に移った常盤社長に、加戸知事が同様の文書を手渡した。
 四国電力はこれで、計画実施に向けて地元との安全協定に基づく手続きをすべて終え、今後は海外の核燃料製造会社に使用するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の発注手続きなどに入る。
(2006年10月13日11時14分 読売新聞)


あまり詳しく語れない話題ですが、地元愛媛のニュースが全国レベルで伝えられるに至りましたので、とりあえず知りうる範囲で・・・。

プルサーマルとは?
日本の原子力発電所(軽水炉)では通常二酸化ウランを燃料として用いますが、プルトニウムとウランの混合酸化物(Mixed Oxide/MOX燃料)を使用する方式がプルサーマルです。
例えは悪いですが、灯油ストーブに、爆発しない安全な量のガソリンを加えて燃やすようなものです。
既存の原子力発電所でそのまま使用できますが、高出力で制御棒の効きが悪くなる事などから安全性が疑問視されています。

なぜプルサーマルなのか?
平成18年度、日本で所有しているプルトニウムは国内に0.1トン、海外預かりが1.3トン。
プルトニウムは本来、核爆弾の原材料となります。
核爆弾はプルトニウムが3〜5キログラムもあれば作れるので、日本には核爆弾を300発以上作れる原料がある事になります。
日本を始めとする各国がこのままプルトニウムを持て余し続けると核不拡散の観点から問題になるという事で、どうにか平和利用として使えないかと当初考えられたのが「高速増速炉」という発電方式でした。
でも、ご存知の通り、日本だけが開発を続けた「高速増速炉もんじゅ」の事故以来、高速増速炉の実現化は遠く閉ざされてしまいました。
そこで、代案として出たプルトニウムを消費する仕組みがプルサーマルという方式らしいです。

ヨーロッパ諸国では1960年代から行われていて、アメリカも試験・検討していると言います。

全国ではどの程度伝えられてきたのか分かりませんが、ここのところ伊方原発では、地震の時に地震計が数値を送らなかったとか、つい2日前の10月11日にも2号機で1次冷却水中の放射性ヨウ素の濃度が何十倍に上昇したなんてニュースがあったばかりです。
過去にも装置のトラブルや冷却水漏れなどの細かいトラブルが結構の頻度で起きているような気がします。

あと、裏付けの無い噂ですが、「地元の人は核燃料サイクル交付金で潤うんだから、反対しないだろう」、「反対派は三里塚闘争の時みたいに他地域から来た過激派が扇動してるんだろう」なんて囁かれています。

でも、私自身は基本的にプルサーマルには反対です。
現状の出力でも軽い事故や不具合が相次いでいるというのに、設計時の想定出力を超えて運転させようと言うのですから無茶です。
プルサーマル専用炉を一から設計して建設するというのなら別ですが、既存の原子炉で使用するというのは無茶です。
大間に建設予定のフルMOX−ABWR(改良型沸騰水型発電炉)がMOX燃料専用炉だそうです。
ちなみに、フランスでのMOX燃料集合体の平均プルトニウム含有率は約7%であるのに対して、玄海3号機で使用されるMOX燃料集合体の平均プルトニウム含有率は約9%。伊方もそれに準ずるかと思われます。
フルMOX−ABWRでは最大13%だそうです。7

伊方発電所3号機でプルサーマル発電が開始された場合、年間0.4トンずつプルトニウムを消費するようになるようです。
MOX燃料の製造はフランスの会社に発注する見込みです。
将来的には六ヶ所村の核燃料再処理施設で生産される事になるのでしょうか。
伊方3号機には157体の燃料集合体があり、当初16体をMOX燃料に置き換え、最終的に40体を換える予定らしいです。

フランスから愛媛くんだりまで運ぶのですから、輸送時の安全確保などにも不安は尽きません。
やはり、海上保安庁のプルトニウム運搬船護衛専用巡視船「しきしま」が使用されるのでしょうか?
しかし「しきしま」は小型船舶やヘリコプター等の小型航空機に対する攻撃能力しか持ってなく、今後の国際情勢によっては、多少頼りなくなるかも知れません。

おわび
本日、二日酔いでダウン寸前のため、記事にまとまりが無く、突っ込んだ調査が行き届いていない事をお詫びいたします。後日余裕があれば校正、追記等いたします。

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北朝鮮の“核”より、こっちが怖い!
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ニッポン チャチャチャ!!
2006/10/15 12:15

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
TBありがとうございました。
今回の件、地元で暮らされていたら本当に不安ですよね。これからも地元発の情報、よろしくお願いいたします。
無所属ひとり
2006/10/15 12:14
無所属ひとり様、コメントありがとうございました。
冷却水のヨウ素濃度が上がったと言われる2号機の容器排気筒の放射線モニターを見ると怖いですね〜。
http://www.yonden.co.jp/atom/ikata/ikt731.html
保守のためなんでしょうが・・・

何よりグラフの目盛りが凄い事になっていて、どれぐらい漏れたのか直感的に把握できない事が怖いと思いました・・・。
ひげメガネ
URL
2006/10/16 17:30

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