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zoom RSS 柳沢厚労相が女性を「出産する機械」と例える発言だって。

<<   作成日時 : 2007/01/29 16:13   >>

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柳澤伯夫(やなぎさわはくお)厚生労働大臣の発言がニュースになっています。

この件を伝えるニュースの見出しは強烈です。

柳沢厚労相 女性を「出産する機械」とも例える発言 毎日新聞

「女性は子供を産む機械」…柳沢厚労相発言で波紋 朝鮮日報

「女性は産む機械」発言、厚労相が釈明 TBS

どんな発言だったのか、拾ってみます。

発言がされたのは、27日、松江市で開かれた自民党県議の集会での講演で。

「15から50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」 毎日新聞

「女性は15歳から50歳までが出産をして下さる年齢。『産む機械、装置の数』が決まっちゃったと。その役目の人が、一人頭で頑張ってもらうしかないんですよ」 TBS

「人口統計学の話をしていて、イメージを分かりやすくするために子供を産み出す装置という言葉を使った」 東京新聞

塩崎長官は、「不適切だったと思うが、直ちに訂正している」と、辞任の必要はないとの認識を示した。 毎日新聞

批判も相次いでいると伝えられています。

 一人息子を育てている生活コラムニスト、ももせいづみさんは「すごく反感を感じる。女性が出産するのは、少子化解消のためではなく、産めば幸せになるからでしょう」と顔をしかめる。「子供を持った女性がつらい思いをしたり損をしたりしない社会にするのが大切なのに…。育児を分かっていない人が政策を決めているのかと不安になる」
 ノンフィクション作家吉永みち子さんは「隠しておかなければいけない本音がつい出てしまった」とみる。「少子化対策は、なぜ女性が子供を持てないのかを深く考えなければいけないのに、旗振り役が女性を『産む機械』とみなしていたとは情けない。どんな対策案を出されても女性の側に立ったものと思えなくなる」と手厳しかった。
 東京新聞

「女性にとって大事なことは子どもを産むことだ」などという言い方です。 JanJan


・・・・・・・・・・・・
マスコミがいかにもセンセーショナルに伝えそうなニュースです・・・。

「産む能力」は、出産可能年齢にある女性にしかない。
これが、世の真理である事には疑う余地はありません。

医療技術や科学技術が発達すれば、出産可能年齢の女性じゃ無い男性や機械でも子供を産む事が出来るようになるなどという考え方は、SF小説や映画の中だけの話であり、現在は全くあり得ない虚構の話です。

厚労相の「産む機械」とも取れる発言は非常にマズイものだったと思います。
現役閣僚たるもの、例え思っていても口に出してはいけない事なのは明らかです。

「産む機械」という言葉では、「女性は子供を産むだけ」とか、「産む義務を果たせば用なし」などの無機的で冷たい印象があって、決して言ってはならない表現だと思います。

「妊娠し産む能力は女性にしかない」とか言えばまだマシだったでしょう。

本当に伝えたかった事は、「産める女性にはもっと産んで欲しい」の一言だったのでしょう。

かつて生粋の男性社会だったこの国で女性が社会進出するためには、男性社会が築いてきたルールに従って女性が働いて行かなければいけない面が未だに多く見受けられます。

出産のために長期休暇などした日にゃあ、地位は維持できなくなり、職自体を失う事も往々にしてあり得ます。


以下、ダメ主夫の私のグチのような話・・・。

妻は今年41歳・・・。
妻も妊娠限界年齢が近付くに連れて出産に対する希望が最近強まっています。

しかし同時に、係長格の職責があり、出産休暇による出世停滞への恐怖が常にあるように思えます。
今までも何度か妊娠が疑われる事がありましたが、職場でのコミュニケーション上、いままで酒豪として鳴らしてきた妻には飲み会を拒否する事は不可能でした。

深夜におよぶ残業や休日出勤はあたりまえ・・・。
連日、疲労しきっている妻と夫婦の営みなど出来る訳もありません。

子作りに力を入れるために有給休暇で休んだりすると、妻の母に「私らの頃には自由に仕事休む事なんか出来なかったのに、今は良いねぇ〜」と嫌味を言われます。
「高度経済成長期の悪影響」が未だに世の中を支配しています。


「産む機械」という発言はおいといて、「各女性の自助努力が足りない」ともとれる発言の部分の方がより重要だと思います。

私らのような「ダメ専業主夫とキャリアウーマン」という組み合わせの夫婦にとっては誠に耳の痛い話です。

現在、女性の社会進出を止めるような事は不可能な事は明白です。

実体験を元に考えれば、出産休暇や育児休暇に対する世間の反応を健全な状態にしなければ「働きながら出産する」事は簡単では無いままなのです。

そうなるためには、何年、何十年、何百年かかる事でしょうか?


40前後の私らの世代は、子供の頃に散々「人口爆発」「食料不足」などの将来不安を植えつけられて育ちました。
「子供を作る事」=「人口を増やす事」は絶対悪として教育されてきた結果が現在の少子化にかなり大きく影響しているだろうと思います。

その他にも性病防止の観点で感受性豊かな中学生の頃に授業で見せられた悲惨な「性病写真」の数々・・・。
「性行為は絶対してはいけない事」と誤解させられて育って来た同世代の人間は少なからず存在します。

現在もエイズ予防などの新要素も加わり、性行為批判教育はエスカレートしているように思えます。

さらに「地球温暖化」、「エネルギー枯渇」、「環境汚染」、「核戦争」などなど・・・、将来不安や人口抑止に繋がる要素は後を絶ちません。

てっきり「ゆとり教育」によって、そういう絶望的将来を強調するような教育はされなくなったとばかり思っていたら、違うみたいです・・・。

そういった、「性行為そのものを拒否させるような誤解を生む性教育」と「将来不安」を取り除く事、そして「働きながら子供を産む事に対する周囲の理解」を広めて行く事が重要だと思います。

それは、なにも政府のアクションを待たなくても、会社経営者や子育てする親など各自の考え方を変えるだけで出来ると思うのです。

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前置きして誤ってはいますが、「女性は子供を生む機械」と発言するのはまずいと思いますよ。ついぽろっと本音がでちゃったかな。 公の場でいう発言ではないかなと・・・。 ...続きを見る
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