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zoom RSS 宇宙の巨大鏡で温暖化対策!?

<<   作成日時 : 2007/01/30 15:27   >>

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どんな温暖化対策をしても無駄だと諦めていたら、アメリカのとんでもない対策の概要が明らかになりました。

宇宙の巨大鏡で温暖化対策 米政府、提案へ

 宇宙空間に浮かべた鏡で太陽光線を反射するという温暖化対策の研究を今春に出される国連の報告書に盛り込むよう、米政府が提案する。英紙ガーディアンが伝えたもので、試算では太陽光線の1%も反射すれば産業革命以来出してきた温室効果ガスの効果を十分相殺するという。排出削減を柱にした京都議定書とは反対の、いかにも米国らしい“プラス志向”?。
 軌道上に打ち上げた巨大な鏡で反射するほか、光を反射するホコリを大気中に放出するといった方法もあるという。
 国連は今年、人為的な気候変動リスクに関する知見をまとめた3つのセクションからなる報告書を出す。各国政府関係者や科学者らが参加する「気候変動に関する政府間パネル」が作業に当たり、草稿が各国政府に回覧される。米国は今年4月に予定されている第2セクションの報告書の、最も目立つ要約にこれらの研究開発について盛り込むよう働きかけるという。
 米国は2001年に京都議定書の枠組みから離脱し、強制的な温室効果ガスの削減には反対の立場をとってきた。その一方で石油代替エネルギーとしてバイオ・エタノールを推進するなど、新たなビジネスに結びつく対策には熱心だ。
 SF映画ばりの“宇宙の鏡作戦”も、宇宙産業には大きなチャンスといえる。もっとも、報告書の草稿はこうしたアイデアをあげ、費用も他への影響もわからない理論的なものと指摘しているという。(坂本英彰)
(2007/01/29 12:07) 産経新聞

「光を反射するホコリを大気中に放出する」って、思いっきり「核の冬」だろー!!

まあ、京都議定書とかチームマイナス6%なんて、経済発展を妨げない範囲でなあなあに決められた、温暖化を止める事など到底不可能な方策でしか無いと、このブログでも散々言ってきました。
つい先日の地球温暖化関連の記事でも「何か画期的なアイディアや技術でも開発されない限り地球の滅亡は防げない」なんて書いたばかりです。
(詳しくは、当ブログのテーマ“地球温暖化”の記事をお読み頂ければ幸いです。)

「何もしない同様」の現在の気休めだけの方策に比べれば、はるかに実効性のある方策と言えるでしょう。
文明を衰退させずに、更に新たなビジネスチャンスに結び付けてしまう所がアメリカらしいです。

ただし、問題点は大量にあり過ぎそうです・・・。
・地球が冷えすぎないか?
・気温は通常レベルに戻ったとしても日照量の低下の悪影響は?
・地球規模の気象に与える影響は?
・兵器に転用されないか?
・管理はアメリカ一国で行うのか?
・宇宙空間での耐久性は?
・どんな素材で作るのか?
・原料はどこから調達するのか?
・資金は誰が出すのか?


この宇宙巨大鏡、設置する場所は2通り考えられます。

ひとつは地球と太陽を結ぶ直線上の重力が平衡するポイント(ラグランジュポイントL1)。
常に太陽の光を遮り続ける事が可能です。
計算すると直径約1300kmの円形の鏡を設置すれば1%の太陽光を遮断出来ます。(太陽の視直径0.5°で計算。透過率0の場合)
地球からの距離は150万km!
スペースシャトルの最大高度が地表から600km程度。
通信衛星などを打ち上げる静止衛星軌道が3万5786km。
地球と月の距離がおよそ38万kmですから、すごい遠いという事が分かると思います。

もうひとつは、通常の人工衛星と同様に高度数百kmの地球周回軌道上に打ち上げるというものです。
既存の技術が利用できますが、地球の昼の側と夜の側をまんべんなくグルングルン周っているのですから、常に半数以上は役に立たず、光を的確にはね返すために精密な制御が必要になります。
時間はかかりそうですが、その時々の予算に応じて徐々に悪影響など無いか様子を見ながら効果を増やしていく事が可能です。
また、鏡の角度を変える事によって地上攻撃兵器への転用が容易であり、安全保障上問題になりそうです。


ラグランジュポイントL1に作る場合、資源調達用に小惑星を現地に引っ張って来たり、月で組み立てたものを現地に運んだりするのが良いでしょう。

建設現場から見える地球は常に昼の側。見た目の大きさは地球から見る月と同じくらいです。故郷を遠く離れて作業する人たちの士気は高いと思います。

「どうせ滅びる」などという悲観的意識が蔓延した時が実行時でしょうか・・?
将来への希望を失う事により文明が衰退する事を防ぐ方策としては非常に良く出来たものだと思います。
そんな文明が続く事にどれだけの地球史的意味があるのかは分かりませんが・・・。


追記:
詳しい方法が書かれたページがありました。
宇宙日傘 / ヴォイニッチの科学書 より抜粋・要約

一個の大きさ60センチ程度。厚さ0.005ミリメートル、重さ1グラム。
必要な総重量は2000万トン程度。
直径が地球の半分ほどの大きさの筒のような形に配置。筒の長さはおよそ10万キロ。
筒は地球と太陽を結ぶ線上に軸を揃えて横たわるような様子になり、そこを通過する太陽
光線は10パーセントが散乱。
アメリカのサンディア国立研究所が開発したエレクトロマグネティックスペースランチャー
という安価な発射装置を使えば500グラムを2000円程度で打ち上げることができる。
目的とする数量の日傘を打ち上げるためには、20機の発射装置で5分に1回の発射を
10年間続ければよい。
打ち上げられた日よけは太陽光発電によるイオンエンジン輸送機で L1リサジュ軌道
まで輸送される。
完成まではおよそ25年を要する。


計算すると、
必要となる個数は20兆個。
1回に打ち上げる重量は約1トン、百万個。
打ち上げ回数は約2千万回。
打ち上げの総コストは80兆円。

総予算が120兆円と言われていますから、
工場や打ち上げ施設、輸送機、そして20兆個の宇宙日傘の金額の合計が40兆円となります。
この「日傘」、1枚あたりの値段は2円未満と言う事になります。

10億枚くらい余分に作って1枚千円くらいで記念に売れば良い資金源になりそうです。

完成後の制御は容易に出来ないものと思われ、逆に地球が冷えすぎた場合の制御をどうするのか少々不安です。
光線兵器への転用の心配は無いでしょう。

イオンエンジン輸送機とか、エレクトロマグネティックスペースランチャーとか、どれだけ実用的技術なのかが気がかりです。


4月の国連に本当に提出されるかどうか見ものです。

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地球冷却運動(Earth Cool Movement)
 地球温暖化が、世界中で多くの不幸をもたらしています。異常気象により被災者になってしまう人や沈み行く島に住む人々。絶滅してしまう動植物も・・・。  この不幸を回避するために、私たちは何が出来るのでしょ ...続きを見る
Vosh の徒然草
2007/02/08 06:41

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