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help リーダーに追加 RSS 温暖化を救う新技術!大気から二酸化炭素を吸収する実験に成功!

<<   作成日時 : 2007/04/27 14:25   >>

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閉塞感が漂っていた地球温暖化対策に朗報です。

温暖化対策に朗報? 大気から二酸化炭素を吸収できる新技術
コロンビア大学らが、どこにでも配置可能な、大気中の二酸化炭素を吸収する機器を開発した。

 米コロンビア大学のクラウス・ラックナー教授と調査開発会社Global Research Technologies(GRT)は4月24日、大気中から二酸化炭素を吸収する「air extraction」のプロトタイプを開発、実験に成功したと発表した。

 同教授とGRTは2004年から開発を開始した。大気中から二酸化炭素分子を吸収し、固定化することができるため、発電所などに直接配備する必要がなく、世界中のどこに配置しても効果が期待できる。

 開口部が1平方メートルの機器で、大気中から年間約10トンの二酸化炭素を吸収できるという。つまり10平方メートルの開口部を持つ機器を製造すれば、年間1000トンの吸収が可能になることを意味する。英国家財政委員会の気候変化に関する調査によると、世界の二酸化炭素濃度を産業革命期以前の2倍程度にとどめるには、2025年までに110億トンの二酸化炭素を削減する必要があるという。

 GRTらはさらに大規模な範囲で、新しい二酸化炭素吸収技術の実験を行う準備を進めている。
2007年04月27日 07時43分 更新 ITmediaニュース


 ↓英語版の記事です(画像あり)
 First Successful Demonstration of Carbon Dioxide Air Capture Technology Achieved
/April 25, 2007 PhysOrg.com

さて、昨今深刻な問題として扱われる事の大きくなった地球温暖化現象。
原因は、人間が文明活動を行う事によって排出されている温室効果ガスというものです。
温室効果ガスの持つ温室効果により、地球の熱収支が崩れ気温が上がると言われています。
人為的な温室効果ガスの中でも特に二酸化炭素が代表として扱われ、温暖化の要因としては60%の割合で地球温暖化促進に寄与していると言われています。

そして2007年2月にこんなニュースがありました。
 参考→【温室効果ガス回収方法の発明者に懸賞30億円】 / ブログでエコ検定
温室効果ガスの回収方法を発明した人に2500万ドル(約30億円)の懸賞金を差し上げます――航空宇宙事業で知られる英ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長とアル・ゴア前米副大統領は9日、ロンドンで記者会見し、地球温暖化対策の新しいアイデアを募集すると発表した。
 募集の対象は、大気中の二酸化炭素を年間10億トン以上回収する方法。募集期間は今後5年間。
「大気中の二酸化炭素を効果的に回収できるかという問いには、まだ答えがない」と今回の募集のユニークさを強調した。
2007.02/09 読売新聞


「大気中の二酸化炭素を回収する技術なんて、そんな簡単に実現できるような技術じゃないだろ〜。」
「よく考えたら植物という自然のシステムがあるんだから、わざわざ作らなくても・・・」
なんて思っていたら、今回の装置の発明です。

30億円の懸賞は、この研究チームに行くのでしょうか??

「air extraction」は、カタカナ語にしたら「エアー・エクストラクション」でしょうか・・?
直訳すると「空気の抽出」です。

-----------
さて、ここで、
実際この装置が実用化されたとして、現実に効果的なのか検証してみます。

2025年までに110億トンの二酸化炭素を削減する必要があるという事なので、
もし仮に2011までに実用化と量産体制が整ったとして、15年間で110億トンの削減を行う場合を考えてみましょう。

装置を徐々に増やして行って、15年後に110億トンに達すると単純に考え、
横の辺が15年間、縦の辺がトン数の直角三角形を考えます。

この横の辺が15年の直角三角形の面積が110億トンになれば良い訳ですので、
【直角三角形の面積=横の辺×縦の辺÷2】なので、
110億トン=15年×(2025年の削減量)÷2
(2025年の削減量)=110億トン×2÷15年=14億6667万トン

1年あたりに増やさなければいけない削減量は14億6667万トンを15年で割って、
14億6667万トン÷15年≒1億トン

装置の開口部1平方メートルあたりの年間二酸化炭素吸収量は10トンなので、
つまり、2011年より開口部を年間1千万平方メートルずつ設置。
15年かけて総開口部面積を約1億5千万平方メートルにすれば削減目標達成!

という事になります・・・

例えば、開口部10平方メートルの装置を1ユニットとすれば(吸収能力100トン/年)、年間100万ユニット設置しなければなりません。
例えば世界の先進国20カ国が、この装置の設置を行うとした場合、1国あたり年間5万ユ
ニット(開口部50万平方メートル:50ヘクタール)を設置して行かなければなりません・・・。

どの程度のコストで、どの程度の生産効率なのかまだ分からないので、はっきりした事は言えませんが、この二酸化炭素固定装置という発明がされたからといっても、他の削減策を行う必要性が全く無くなるような気がしません。

もっとも、これから先18年もの事ですから、より高効率な吸収・固定が可能になれば何とかなりそうな気もします。

-----------
地上にこの装置を設置する事になれば、吸収した二酸化炭素を集積して固定保存する施設も同時に必要になり、ある程度まとまった施設として設置する必要性が考えられます。

もっとも理想的な貯蔵場所は、枯渇した油田や炭鉱などの人類起因の二酸化炭素発生源となった化石燃料の故郷が良いでしょうか・・?
深海の高圧力下で安定した状態で貯蔵できるといった話もあります。

また、受動的に大気を受ける構造上、全く風が無ければ働かないものと思われ、比較的風の強い地域に設置するか、他の装置で空気を取り込む必要があるものと思われます。

設置場所は現在、風力発電所がある所などが良いでしょう。
将来的には風力発電機にこの二酸化炭素固定装置が併設されるかも知れません。

強風で高効率となるのか?などの疑問はありますが、
「清川ダシ」の吹く山形県立川町、「広戸風」の吹く岡山県那岐山麓、「やまじ風」の吹く愛媛県四国中央市などの天然に圧縮された強風が吹く地域が有効な立地のような気がします。

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設置費用は、排出権取引で行われる事になるのでしょうか?

工業や運輸業などの二酸化炭素排出量の多い企業などは、現在風力発電機などのいわゆるエコなエネルギー源に資金を提供する事によって(CO2クレジット)、表向きは二酸化炭素の排出削減を行った事に出来るようになっています。(カーボン・オフセット)

この空中二酸化炭素固定装置も同様に「排出企業」が設置権を売買する事になりそうな予感です。
結果、某世界一の先進国に富が集中する仕掛けが確固たるものになるでしょう。

パックス・アメリカーナは、まだまだ続きそうです・・・。


↓ご参考に
CO2固定化・削減・有効利用の最新技術
CO2固定化・隔離技術
二酸化炭素
陸上生態系による温暖化防止戦略
二酸化炭素問題ウソとホント

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「温暖化を救う新技術!大気から二酸化炭素を吸収する実験に成功!」について 大気中に放出されたCO2を回収する技術が開発されたと言うことですが、素晴らしいことです。多くの人達が、多くのアイデアを出して効率の良い装置を開発する必要があります。私も『海に木を植えよう』で参加、協力していますので、よろしくお願いします。 ...続きを見る
地球温暖化
2007/05/13 10:19

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『海に木を植えよう』は、大気中に放出されたCO2の30%から50%が海水の表面近くに溶け込んでいるというデータがありますので、再生可能なエネルギーだけを使用して、CO2を回収する方法です。ホームページを見て下さい。(URL)http://www7b.biglobe.ne.jp/~h-e-hamamatu/
海に木を植えよう
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2007/05/13 10:05

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