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zoom RSS 【三崎ウインド・パワー】風力発電機の騒音で防音サッシやエアコン補償

<<   作成日時 : 2007/06/06 19:07   >>

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本日夕方の南海放送のニュースです。
「愛媛県伊方町の風力発電所で住民が騒音を訴えていた問題で、三崎ウインドパークを運営する三崎ウィンド・パワーは昨夜伊方町串で住民説明会を開き、騒音測定の結果、夜間運転時に国が定めた環境基準を超える騒音があった事が説明されました。また今後の対応として基準を超える騒音のある住宅にに対して協議の上、防音サッシやエアコンの設置など、騒音防止工事を行うという事が説明されました。」(耳コピー)

正式ニュース(6/11追加)
三崎ウインド・パワー:伊方・三崎の風力発電機騒音問題、串で地区住民説明会 /愛媛

 ◇防音サッシ、エアコン設置対策提示
 丸紅、四国電力、伊方町による第三セクターの「三崎ウインド・パワー」が営業運転している同町三崎の風力発電機の騒音問題で、同社は5日夜、同町串の串集会所で地区説明会を開き、住宅の騒音防止工事などの対策をする考えを示した。
 説明会には住民22人が出席。同社が騒音調査した結果を報告し、屋外で夜間、騒音が大きい住宅について「寝室の防音サッシとエアコン、居間にエアコンをそれぞれ無償で設置する」と説明した。
 住民から「騒音苦情で、灘地区は風車(4基)を止めた。串地区が『眠れない』と言っても止めないのはどういうことか。地区によって対応が違うのはおかしいのでは」などの不満の意見があった。
 同社は「個別に対策を講じるので納得してほしい。地区を軽視していない。騒音が気になる住民は連絡してほしい」と答えた。
 地区説明会は各地区で計4回開く予定。
毎日新聞 2007年6月7日



防音サッシで窓を閉め切ってエアコンが必要になる騒音っていったら、空港や基地周辺でしか聞かない話だと思っていました。
ところが、なんと!
「環境に優しい」の代表選手のように思われている風力発電機の騒音での対応です!!


やたら面積を必要とし、景観を著しく損ね、発電量はほんの少しで、渡り鳥を叩き落し、海に映る影は魚介類を蹴散らす
そして印象の新しいニュースでも、落雷や台風で簡単に壊れ、ボルト1本の締め忘れでも倒れる。
そして壊れたり倒れたりした風車は二度と立て直されない。

風力発電というものが、いかに資金の無駄使いで、環境に優しく無く、実状を知らない人間をエコ詐欺で騙すために有るものであるかという事を改めて認識しました。


三崎ウィンド・パワー株式会社のホームページより
温暖化等地球規模での環境問題が問われる今日、風力や水力、バイオマスなどの、再生可能な地球に優しい自然エネルギーへの期待が高まっています。中でも、私たちの最も身近な存在である風力エネルギーは様々な技術開発にともない、日本各地で大規模なウィンドファームとしての開発が進められています。


自然豊かな中で生まれ育った岬の先端に住む人たちは、地球に優しい風力発電所の進出により窓を開けて爽やかな海風を感じて眠る事も許されない事となりました。
「地球に優しい」って言う言葉は、「人間に厳しく」ても構わないらしいです。



去る5月27日のニュース
【三崎ウインド・パワー:「風力発電の音、夜眠れぬ」 3地区一部住民から苦情 /愛媛】

(一部抜粋)
 「三崎ウインド・パワー」(名取顕二社長)が営業運転している風力発電機(伊方町三崎)を巡り、住民から「夜間の音が気になって眠れない」などと同町役場に騒音苦情が相次いでいることが26日、分かった。夏場を迎えるのを前に、近くの住民は「騒音で窓を開けられず、一層寝苦しくなる」などと訴えている。
 騒音苦情は、風車が立地する近くの串、三崎、与侈(よぼこり)の3地区の一部住民からで、試験運転中の昨年12月末から6件の苦情が寄せられた。同三セクは現在、夜6時から朝8時までの間、4基の運転を夜間だけ中止した。しかし、電源が入ったままで、モーター音が夜間も出ているという。
 風車の真下に近い所に住宅がある串地区の住民は「夜、目が覚めた時、ゴーゴーと音を立て、耳障りで眠れなくなる。夜もモーターを止めてほしい。音に慣れるには数年かかる」と困惑している。
 騒音苦情について、丸紅の担当者は「住民に迷惑をかけて申し訳ない。町と一緒に各地区を6月上旬に回り、2〜3月に実施した調査結果を住民説明、対応策を検討したい」と話している。
毎日新聞 2007年5月27日


「三崎ウインド・パワー」は、丸紅49%、四電40%、伊方町10%の出資で設立された第三セクター。
風力発電機に総事業費約47億円を投じ、同町串などの尾根約4キロに風車(タワーの高さ約60メートル、ローター直径約61メートル)を20基建設。今年3月20日から営業運転を開始しています。

ローター直径から推定して風車は三菱重工製MWT-1000Aと推定されます。

【三菱重工、中国の風力発電機市場へ参入】NIKKEI NET 2007/05/28より抜粋
 MWT−1000Aは、このクラスで世界最高レベルの発電性能を達成し、すでに世界で700基以上が運転中のベストセラー機。ブレードの構造や形状に工夫を施すことにより、低風速でも高性能な発電を実現し、年平均風速毎秒6mの場所において、従来機(MWT−1000)に比べ発電性能を約20%向上(年間総発電量で30万kWh以上増加)させている。
 その高性能性が高く評価され、2004年には日本経済新聞社主催の「日経優秀製品・サービス賞」で優秀賞(環境分野)を受賞。また同年、日本機械工業連合会が主催する「優秀省エネルギー機器」においても「日本機械工業連合会長賞」を受賞している。



「三崎ウインドパーク事業」プロジェクトスキーム図より

レンダー&アレンジャー:住友信託銀行
レンダー:活ノ予銀行
土地取得手続:山田サービサー総合事務所
オーナーズエンジニア&O&Mコントラクター:四電エンジニアリング
オーナーズエンジニア:ユニバーサルパワー・Es
環境アセスメント:(財)日本気象協会

EPCコントラクター:清水建設
送電線建設:且l電工
土木:堀田建設
変電所:東光電気工事
設計・測量:オーエムアイ
輸送:日本通運
風力発電機メーカー:三菱重工業




↓所在地、計画概要等
【愛媛県三崎町における風力発電事業への参画について】四国電力



関連ニュース
【試運転中の風車 ミカン畑などに油飛散 伊方】愛媛新聞 - 2007年5月24日
西宇和郡伊方町の佐田岬半島先端部にある風力発電用風車1基から昨年暮れ、羽根の潤滑油が漏れ周辺の道路や住宅、ミカン畑に飛散したことが24日分かった。施工不良が原因とみられ、農作物の風評被害を懸念した施工会社が農産物を買い取り補償した。
油の漏れた風車は丸紅(東京都)と四国電力、同町などが出資する第3セクター「三崎ウィンド・パワー」(同町三崎)が運営する20基中の「12号機」。高さ約68メートル、羽根回転部分の直径61メートル。清水建設(東京都)が施工し3月に営業運転を始めた。
(リンク切れ)

問題だらけじゃん…


続報:6月15日
三崎ウインド・パワー:風力発電機騒音問題で住民説明会 撤去の声相次ぐ /愛媛

 ◇初の低周波音の調査へ
 丸紅、四国電力、伊方町による第三セクターの「三崎ウインド・パワー」が営業運転している伊方町三崎の風力発電機(20基)の騒音問題で、同社は13日夜、同町サザエバヤの集会所で地区住民説明会を開いた。住民から「風車の騒音で体調を崩している。低周波音の影響があるのではないか。調査してほしい」などと不満の声が相次いだ。同社は、低周波音について早急に専門機関に調査を依頼するとした。低周波音の調査は初めてという。
 説明会には、騒音が最も大きいサザエバヤ(4世帯)と灘地区(14世帯)の住民15人が出席。住民は「風車の音で寝られず、頭痛や耳鳴りなどの“風車病”で病院に通っている住民が数人いる」として、風車の撤去や移転を切実に訴える声も上がった。
 同社は「低周波音のことは考えていなかった。風車から低周波音が出ているのか出ていないのか調査したい。騒音調査は、季節によって風向きが違うので1年間継続したい」と説明した。
 また住民は、同社に対し「民家に泊まり騒音を体験してほしい」。同席した同町には「町長ら3役、町議にも現状を視察してほしい」と要望した。
 同社は今年3月から、両地区に対し、民家近くの風車4基の夜間運転を中止している。
毎日新聞 2007年6月15日


これで、もし本当に撤去される事になれば、さすがに全国ニュースになるのかな〜?


続報:10/20
三崎ウインド・パワー:風力発電騒音問題 住民代表ら、風車撤去・移転を要望 /愛媛

 ◇伊方町長に要望
 丸紅、四国電力、伊方町による第三セクター「三崎ウインド・パワー」(伊方町三崎、名取顕二社長)が営業運転している同町三崎の風力発電機の騒音問題で、風車の近くに住む灘地区(14戸、35人)とサザエバヤ地区(4戸、9人)の住民代表2人が17日、伊方町の山下和彦町長に風車の撤去、移転を要望した。
 2人は発起人の礒崎文雄・灘常会長と岩本文三・サザエバヤ常会長。要望書によると「両地区の中には、風車の音で寝られず、頭痛や耳鳴りなどのいわゆる“風車病”で病院に通院している人が数人いる」とした上で「できれば1日も早い風車の撤去・移転を切実に要望する」としている。さらに、低周波測定について、個別でなく、団体説明会を開いてほしい、と求めている。
 山下町長は「町民の健康管理には配慮したい。町が10%出資しているが事業主体である事業者が判断すべきで、風車の撤去は無理だが、事業者と相談して対応したい」と述べた。
 風車は同町串などの尾根約4キロに20基建設され、今年3月20日から営業運転を始めた。開始と同時に住民から騒音苦情があり、現在は民家近くの風車4基の運転を夜間(午後6時〜翌朝の午前8時まで)は中止している。【門田修一】
毎日新聞 2007年10月18日


一歩進展。
でも相変わらず世論を味方に付けられるほど大きく報じられません…。


続報:2008年3月16日
三崎ウインド・パワー:風力発電騒音問題 住民との話し合い平行線 /愛媛

 第三セクター「三崎ウインド・パワー」(伊方町三崎、名取顕二社長)が、同所で営業運転している風力発電の風車4基が夜間運転中止となっている騒音問題で、地元住民説明会が13日夜、三崎公民館で開かれた。事業者側と住民側との運転再開の話し合いは平行線のままだった。
 風車の近くに住む灘地区、サザエバヤ地区などの住民約25人が出席。事業者側が、今年1月に実施した騒音測定は「これまでと同様だった」と結果を報告。「屋外で夜間45デシベル(自主基準)を超える住宅に防音サッシなどを設置するので24時間稼働をお願いしたい」と理解を求めた。
 住民側は「嫌いな音は耳障りとなり、昼でも我慢している。夜間は止めてほしい」「防音対策(サッシ)をしても騒音は変わらない」などと運転再開に反対する声が相次いだ。
 事業者側は「住民の意見を会社に持ち帰って検討したい」とした。【門田修一】
3月16日15時1分配信 毎日新聞


生まれた時から続く静かな暮らしを奪うという事を真剣に考えて欲しいものです。


追記:2008年7月16日
昨夜のテレビ朝日「報道ステーション」で特集が組まれていました。
ローカルでの報道から1年以上経って、やっと全国的に報じられる事となりました。

発電機から250メートルしか離れていない振動する家、体調の変調を訴える夫、平気な妻。
高血圧や頭痛、不眠などの原因になる。
マウスの実験では肺のなんだったかの壁が厚くなる!
国の基準は15分間その音を聞かされて90%の人が不快を訴えるという実験結果による。
現地での測定結果は、その基準を大きく下回る。
伊方町の担当部長は、その基準を元に正当性を主張。
厚労省の担当者は「絶対大丈夫として示した数値ではない。」と言ってのける。
環境先進国ドイツでは既に立地条件に応じて最大1キロ以上民家から離すなどの法的規制がある。
ボカシの入った風力発電機の映像。メーカーへの配慮か?

佐田岬半島とか渥美半島などの細長い半島では、どうしても発電機と民家の距離が近付いてしまいます。
国は2010年までに風力発電を2倍に増やすって言ってるらしいけど、建設適地は確実に少なくなってる訳で、森を切り拓いたり、山奥まで道路敷いたり、発電機自体の高性能化も進んで、どんどん二酸化炭素削減効果が怪しくなって行く事でしょう。
移住を強制したり、国立・国定公園の景観を破壊してまで建てるほどの価値は無いでしょう。

驚いたのは、低周波音は運転中のみならず、停止していてもレベルは低いながらも結構低周波音が発生しているって事。
伊方町は、日本で一番明確な大活断層の直上に原発建てたと思ったら、今度は風力発電のクリーンイメージ戦略を崩しちゃうしで、日本のエネルギー行政にとって、かなりの疫病神になりつつあります。
ここで全国的に騒がれちゃったら、いよいよ撤去も真剣に考えるべきと強く期待します。

だいたい、発電用風車ってやつが白く塗られてるのが気に入らない。
いっそ赤黒くでも塗って、鋼鉄の咆哮を上げながら潤滑油を撒き散らしながら回るものにでもしたら良いのに・・・。
本当に地球温暖化対策に必要な事が何なのか考えてもらうきっかけには歓迎の全国放送だったけど、原子力発電推進やプルサーマル歓迎の方向には持っていかれませんように・・・。


↓以下、ご参考に↓
風力・ソーラーハイブリッド独立電源システムOWL EXPRESS アウル エクスプレス CパックECO-310EX-C
神鋼電機 小型風力・太陽光発電システム「そよ風くん」WK18-20【P-UP0602☆2】
風力発電の入門機風力発電機エアロゼン2キット
小型風力発電所ECO503
小型風力発電機ルトランドWG913

風力エネルギーの基礎
風力エネルギー読本
風力発電入門改訂版
風車博士のやさしい風・風車・風力発電の話
図解風力発電のすべて

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
静岡県賀茂郡東伊豆町の熱川でも100mを超える風車がまさに建てられようとしています。騒音問題について町や業者に訴えても無視状態です。其処の風車から人家まではどのくらい距離があるのでしょうか?当地は350m〜500mの距離に10基建ちます。ここは別荘地で地元民とはみなされていないで計画が進められてしまいました。
熱川とまと
2007/06/11 01:03
コメントありがとうございます。
不安なお気持ち、お察しします。

↓こちらのブログに詳しく書かれていました。
http://blogs.yahoo.co.jp/carib7777/33205524.html
「苦情は1号機から約200メートル離れた7世帯が訴えている」
「1000kW以上のクラスの風車では、少なくとも民家から300m程度離すのが一般的」で、
同出力機で「350m離れた民家から、騒音のクレーム」があった実例があるようです。
もし「ギアレス風車」等の騒音対策の施された風車なら問題無さそうですが…

350m〜500mでしたら、近い所では、やはり音は気になるかも知れません。
ひげメガネ
2007/06/11 02:10
 テレ朝は所沢ダイオキシン野菜のような捏造報道の過去がある放送局で
す。今回の伊方の風車の低周波音も全くの言い掛かりで,あれは単なる
騒音問題です。200mが近すぎというのは何の不思議もありません。
 環境省の参照値は90%が不快と「感じない」レベルで全く逆です。ドイツに距離規制があるというのも全くのデタラメ。そんな一律の規制はありません。マウスの内臓の話もどんな条件での結果なのか全く触れられていません。当然,風車とは関係のない例で,それを風車と関係があるかのように,意図的に混同させるようにしているのです。
 今回は風力反対派の扇動家に乗せられて,不勉強なマスコミが検証なしで放送してしまったのでしょう。
 このウソ放送で一番喜んでいるのは風車が邪魔な原子力推進派です。
低周波音
2008/10/27 23:07

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