ダメ主夫 ひげメガネの雑記帳

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zoom RSS 中国製餃子問題はマスコミの希望に沿う事でしょう。

<<   作成日時 : 2008/02/04 09:54   >>

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最近、世の中を騒がす中国製冷凍ギョーザからメタミドホスなる使用禁止農薬が見つかった問題。
初報の段階から、「中国製」という香ばしいキーワードをきっかけに猛烈な中国叩きの報道がされる事となりました。
原因は残留農薬だとか、工場を国慶節に消毒した時の消毒薬だとか・・・

問題の餃子を食べた人は、食べたと同時に変な味を感じ、30秒後には猛烈な嘔吐と下痢、そして即入院という、劇症とも言える症状であり、そんな症状を呈した人間が今のところ日本全国に10人程度しかいないにもかかわらず、中国の食品すべてが農薬まみれであるかのような報道が続きます。

「ああ、あの中国だもん」という庶民の感覚と呼応してか、取材や報道はどんどんエスカレートしていきます。
しまいには、中国の新聞各紙に、「日本のメディアの扇動」と載せられる程の盛り上がりっぷり。

おいしそうな焼き餃子の映像を背景に、食べた人の体験談。
そして追い討ちをかけるように宇都宮や中華街で、いかにも餃子が不人気になっているというリポート。
もう餃子は決して食べてはいけない食べ物です。
自宅で作ったとしても、あのおいしそうな映像とともに聞こえた不快な記憶が蘇り、きっと具合が悪くなることでしょう。

そして中国製のブドウにべっとりとかけられる農薬の映像。
そして、「ワイン用だから大丈夫」と言ってのける農民。
葡萄の栽培には古くからボルドー液という殺菌剤に実をどっぷり浸すという方法があるにも関わらず、無知な視聴者は猛烈な嫌悪感を抱いた事でしょう。

私自身も、毎週土曜日は冷凍食品が半額で賑わう近所のスーパーに買い物に行って、誰も冷凍食品を買わない異常な光景をこの目で見ました。

そして同じ中国の天洋食品というメーカーで製造されていた食品が次々と回収される事になります。

テレビは、いかに中国製品に日本市場が毒されているか、という事を伝えます。
口開けてポケーッと見てる私には、「日本人は中国人に毒を盛られているのだなー」などという考えがよぎってしまいます。


そして、土曜日になって、「パッケージに実は穴が開いていた」という事実が報道されても、マスコミは一度振り上げたこぶしを下ろす事はしませんでした。
中国の農家や工場が悪い方向で、大金を使って取材してVTRもしっかり作ったのですから、ちゃっかり放映します。

「パッケージに実は穴が開いていた」、という時点で、最初鈍かった視聴者でも、「これは残留農薬や中国製だからという問題ではない」と気がついたはず。
それでもマスコミによる異様な執念を持った中国たたき報道は続きます。

こんな報道に感化された野球日本代表の星野監督は北京オリンピックに日本から食料を持って行くなんて事を言い出す始末。


日曜日になって、事件のあった餃子と同製造日の餃子6袋のパッケージ外側からメタミドホスが検出され、ひとつには貫通した穴があったという報道。
今度は天洋食品の工場内で不穏分子がいるような報道がちらほら混ざりはじめます。

「日本国内では微量のメタミドホス以外に入手は不可能」と解説する先生が居る一方、実際に大量のメタミドホスを使用して検証実験を日本国内の研究施設で行う番組・・・。


「中国が悪い」という方向ならいくらでも豊富な引き出しがある報道各社も、個人による犯行らしいと思える要素が出てくるに連れて沈静化の模様。

でも、マスコミさん、大丈夫です。
あなた達が狙った中国製食品叩き、そして餃子恐怖症および冷凍食品恐怖症は根強く日本中の呆けた視聴者の間に蔓延しました。
国会でも中国産食料品の扱いを巡って質疑がなされる結果となりました。

ムーディ福田に至っては、消費者庁の創設に弾みを付けるきっかけに利用したい様子です。

何よりも中国人を取材した時に見せる、「正直で無く、必死に取り繕うように見える」様子は滑稽でもあり、見ていて実に興味深いものがあります。(編集や吹き替えによる悪質な演出もありますが・・)

中国製食品、餃子、そして冷凍食品の消費回復は今後数十年に渡ってあり得ない事でしょう。
わずか数日でしたが、勘違いや早とちりを装った壮絶なまでの中国バッシング、見事でしたよ。

どうせ、謝罪したり餃子製造業者からの訴訟などに応えたりする事も無く、あなた達は抜け抜けと今後も好き勝手に視聴者の願望をかなえる報道を続けてください。
そのうち視聴者離れが深刻な事になろうとも気にする事などありません。突っ走ってください。
そんな自らの首を絞めることなど厭わずに視聴者の期待に応えるマスコミが大好きです。


昨年の食品偽装問題によって偽装食品が排除されつつある動きに加えて、今後は、中国製食品の排除が本格的に始まることでしょう。

間違いなく言えることは、食料品の価格が上昇するということ。
冷凍食品は、「庶民の味方」というイメージから、「高級食料品」の趣を強める事となりましょう。
所得が減少して物価が上昇するというスタグフレーションはより進行し、ますます暮らしにくい方向に向かうことでしょう。

「北斗の拳」の世界が近付いているようでワクワクします。


追記:
この記事を公開した翌日、大手検索エンジンによる検索対象から派手に当ブログの記事が外されるという事態となりました。
この記事の一部不適切な表現が原因じゃないかという推定の元、文面を多少手直しいたしました。
まあ、検索から外されたなら外されたで気楽に独り言が言えるので、構わないのですが・・。

さらに追記:080208
googleによって検索対象から外される問題はウェブリブログ全体の問題でした。
 【(2/7)Googleの検索結果にウェブリブログが表示されない現象について】
現在、現象は回復しつつある様子です。
もともとヤフーに嫌われている当ブログにとってグーグル八分は死活問題でした・・・。
いろいろ勘違いして当記事がきれいな表現になったので良しとしよう・・。

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