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2月22日にサイパンで逮捕された三浦和義。 民法各社のワイドショーやニュースショー番組では異様な盛り上がりを見せています。 三浦和義といえばサンデージャポンなどに冤罪事件があるたびに出演し、サンジャポファミリーとして最近も活躍していました。 万引きくらいの微罪で何故あんなに大きく取り扱われるのか違和感を感じた人も居たことでしょう。 サッカーの三浦知良とは登場する時期も読みも一緒なので良く間違ったものです。 思えば、『ロス疑惑』と銘打って各種民放系ワイドショーで大々的に騒がれたのは私が高校生の頃。 それはそれは異様な盛り上がりで、魔女狩り的とも言える、「どう考えても罪人だろ、こいつ」という三浦和義に対する情け容赦の無い追求がされまくっていました。 あまりの非道さとマスコミの悪魔っぷりに嫌気がさして、可能な限りこの話題がブラウン管を通して目に触れるのを避けていた記憶があります。 高校を出て一人暮らしを始めてからは、しばらくテレビの無い生活を楽しむことになったきっかけとも言えそうです。 結局、『一美さん殴打事件』と『疑惑の銃弾事件』の双方の時系列や詳細も区別も分からないまま、三浦和義は結果冤罪で無罪になったものと思っていました。 アメリカでの逮捕を受けて、事件の概要が放送されるに至って、やっとどんな事件だったのか見えました。 マスコミとしては事件当初はロスアンゼルスで不幸な事件に巻き込まれた悲劇の主人公として地味に扱っていました。 それが事件発生から何年か経って週刊文春で「三浦犯人説」へと繋がる疑惑報道がされると同時に一気にメディアスクラムが始まります。 思えば当時はメディアスクラムなんて言葉は使わなかったものの、今思えばあれが一市民を対象にしたメディアスクラムの元祖という事で文句なしです。 アメリカくんだりにホイホイ出かけて行ける様子や妻の死亡保険金を1億円余りも受け取るなど、当時の感覚では既にそれだけで庶民の敵です。 緻密に計画され、そして派手に実行された劇場型犯罪という観点。 事件発生時ついつい同情してしまった重症の妻に泣いて寄り添う姿は三文芝居と化します。 記者もデスクも編集長も視聴者も読者も、同情が一気にやり場の無い憤りに変わります。 メディアは初めて発情。(by水道橋博士atミヤネ屋080303) ロス疑惑の記事を載せない新聞や週刊誌は売れ行きが激減。 大物や元女優といった強烈な役者も続々登場。 取材中に三浦和義の乗った自動車に足でも踏まれようものなら、「これで接触するきっかけになる!」と、デスクに褒められたなどという逸話まで・・。 とにかく三浦和義を犯人と決め付け、連日三浦和義を取り囲むマスコミ。 口開けてぼんやりテレビ見てたら、「この人はなんて嘘つきでいけしゃあしゃあとして図太いったらありゃしない」なんて感想を抱くのは仕方が無いことでした。 しかし、そんなマスコミの烈火の如き努力もむなしく『疑惑の銃弾事件』は無罪になってしまいます。 それで、この事件は終わったかのようでした。 でも、今になって知りましたが、その後三浦和義はマスコミ各社に対して名誉毀損訴訟を何百件も起こし、マスコミ側はことごとく敗訴します。 マスコミ側としては自らの敗北だからなのか、全くと言って良いほど報道されませんでしたが・・。 オウム真理教の松本・地下鉄サリン事件で続々逮捕者が出た時の違和感ある映像処理。以降、様々な事件で容疑者の映像が映された時に手錠等で拘束された部分をモザイク処理するという珍奇な現象の原因も三浦和義の訴訟の結果によるものです。 更に、この事件の終焉と同時にワイドショー受難の時代が訪れます。 各局、午前と午後にゴシップネタを中心に放送していたワイドショーは、この事件のあまりに非道な取材体制が問われた事による視聴者離れ、新規視聴者の取り込みの大失敗に加えてヤラセや捏造等の他の問題も続出、大幅な改革を迫られ現在に至ります。 マスコミ、とりわけワイドショーを作っていた関係者は、それはそれは悔しい思いをしたでしょう。 あれだけ全力をかけた、一市民のプライバシーを完全に破壊して刑務所に送り込むというキャンペーンが完全に大失敗に終わったのですから・・・。 名誉毀損に問われた責任を取り泥水を啜るハメになった関係者も多いことでしょう。 いち視聴者からみても、みっともない事この上ない。 ところが! ここに来て、事態は急変します。 アメリカ側からの突然の逮捕。 銃撃事件関与の決定的な新証拠が出たと言います。 かつて熱望してもかなわなかった三浦和義の『一美さん銃撃事件』での刑務所入りがいよいよ叶う時が来そうなのです。 もう、各マスコミの喜びようといったら・・・。 狂喜乱舞して若い視聴者は置き去りのまま報道されまくりです。 ほら、あの無罪はやっぱ間違いだったんだ。 あれだけ奴はクロだって言ったろう。 今度こそ逃げ場は無いぞ。 陪審員制なんだから必ず重い刑になるぞ。 俺たちは間違ってなんかいなかったんだ。 やっと国民の心の奥のわだかまりは解消される時が来た。 へっへっへ、ざまあみろ。 メ〜ラメラメラドーン! 歓喜の声が聞こえて来るようです。 がんばれマスコミ! がんばれワイドショー! 金持ち階級は有料放送に逃れて苦情を言う視聴者が減りつつある今こそがチャンスだ! 思いっきり突っ走れー! 2011年のアナログ放送終了までに、ついでにテレビ文化を終わらせる勢いで頑張れ〜っ! 全ての国民の精神が開放される明るい未来は、この報道の有り様にかかっています! マスコミ各員のより一層の奮迅努力を望みま〜す! (敬称略失礼) 追記:2008.10/11 【三浦和義元社長が首つり自殺】Reuters 2008年 10月 11日 移送中の機内でも始終日本のマスコミに監視され続け、大変気の毒な状態でしたが、最悪の結果になってしまいました・・・。 シロかクロかは最早重要では無く、彼なりの社会に対する究極の一矢の報い方だったと思います。 ご冥福をお祈りいたします。 ↓以下、ご参考に↓ ロス疑惑 - Wikipedia 弁護士いらず改訂新版 著:三浦和義 三浦和義事件 三浦和義事件 〜もうひとつのロス疑惑の真実〜 三浦和義氏からの手紙 相変わらずマスコミを激励する文章を投稿するとヤッフーの検索対象から外されるなぁ・・・ |
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