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zoom RSS 【地球温暖化問題に関する懇談会】どうでしょう?

<<   作成日時 : 2008/03/06 15:40   >>

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「地球温暖化問題に関する懇談会」なるものの初会合が5日に行われたそうです。
 参考【排出量取引の是非議論、地球温暖化懇談会が初会合】YOMIURI ONLINE

どんなものなのか、思いつくままに調べて、思いつくままに駄意見を書きたいと思います。
どうせ散乱的な駄文なので興味ない人は読まない方が良いと思います。

まず、構成員。
地球温暖化問題に関する懇談会 名簿
枝廣 淳子1962  有限会社イーズ代表取締役
        「不都合な真実」の翻訳者、環境ジャーナリスト。
奥田 碩1932   座長、トヨタ自動車株式会社取締役相談役、内閣特別顧問
        社団法人日本経済団体連合会名誉会長
勝俣 恒久1940  東京電力株式会社取締役社長
黒川 清1936   内閣特別顧問
        特定非営利活動法人日本医療政策機構 代表理事
末吉 竹二郎1944 国連環境計画金融イニシアティブ特別顧問
        国際金融アナリスト、株式会社高島屋社外取締役
高橋 はるみ1954 北海道知事
        通産官僚(経済産業研修所長)→政治家、洞爺湖サミットを誘致
月尾 嘉男1942  東京大学名誉教授
        工学博士、建築デザインにおけるコンピューター利用の草分け
寺島 実郎1947  財団法人日本総合研究所会長、株式会社三井物産戦略研究所所長
        政治経済における東アジア統合を唱える。
松井 三郎1945  京都大学名誉教授
        水環境、環境ホルモン。
三村 明夫1940  新日本製鐵株式會社代表取締役社長
        日本経団連副会長
薬師寺 泰蔵1944 総合科学技術会議議員
        政治学、科学技術と国際政治の関係。
山本 良一1946  東京大学生産技術研究所教授
        地球環境と共存するパラダイムシフトの実現に向けた活動


12名の内訳は、経済界から5名、翻訳家、医学者、金融アナリスト、政治家、工学博士2名、政治学者。
地球温暖化や温室効果ガス削減を本格的に研究している人はいません。
地球温暖化への具体的影響などは考えずに、数値目標だけを達成するためだけの、地球環境を省みない姿勢が見て取れます。

平均年齢は約63歳。
俗っぽい感覚で言えば、実に年寄りばかり・・・。しかも男性がほとんど。
これから死に行く皆様・・・。
これから生き行く子孫の未来を委ねるには意気込みが弱そうというか、はっきり言って期待できません。
メンバーの中には、些細な事ですぐ名誉毀損訴訟をする事で有名なお方も混ざっていて、下手な事が非常に言いづらいです・・・。

京都議定書で定められた1990年の水準に比べて2008年から2012年までの五年間に排出される1年あたりの二酸化炭素をはじめとした温室ガス排出量を6%減らすという目標を達成する事がさしあたっての目標のようです。

広く言われているとおり、1990年の水準に比べて6%削減と言っても、2008年の現在、削減しなければいけない排出量は実際15%〜17%にも増加しています。
しかも京都議定書が発効してから、日本国内の温室ガス排出量は増加する一方。増加スピードも加速しているのが現状です。

かなり、劇的な事をしなければ、とてもじゃないけど日本国内だけでは目標は達成不能なのは誰が見ても明らかです。

そこで出てきたのが、4月上旬予定の次回会合で話し合われる「排出量取引」という考え方。
他の国で削減した実績を排出権と銘打って金銭で買うというものです。
日本では省エネ技術が他国に比べてかなり進み、もう削減の余地が無いなんて言われています。
実際人口当たりの排出量は見事に減少しています。
はっきり言って、よほどの想像すら出来ないくらいの画期的発明や強行策を行わない限り京都議定書の目標達成は不可能でしょう。

でも、6%の削減を実現できたところで、地球温暖化人類起因説が正しければ、焼け石に水なんだけどね・・。


同時に「環境モデル都市・低炭素社会づくり分科会」の設置も決定。

分科会のテーマは、
〈1〉排出量削減のための具体策
〈2〉低炭素社会実現に向けた技術革新
〈3〉世界全体の排出量削減のための国際協力
などだそうです。

今まで温暖化対策を儲け主義でなあなあに行って来た経団連の名誉会長と副会長が混ざってるような懇談会では、決して日本経済を後退させないような、ぬるい策しか打ち出されない事でしょう。
環境問題が主議題になると言われる洞爺湖サミットまでになんとか道筋を付けたいというのが名目でしょう。

この懇談会の設置根拠には、
「来るべき低炭素社会づくりにおいて大いに世界に貢献することができ、また、そのことは我が国自身にとっても発展のチャンスとなる。」
と謳われています。

「日本の発展のためにならない低炭素社会づくりは行わない」というように見る事ができます。
結局、産業活動などを後退させてはならないというオトナの事情が見え見えでしらけます。
どうにも本気ではなく、ただのポーズにしか見えません。

「低炭素社会」という表現にも多少引っかかります。
現在、人為的に地球温暖化の要因となるといわれる温室効果ガスは二酸化炭素に限ったものでは無いからです。
メタンや亜酸化窒素、フロンなどの他の強力な温室効果を持つと言われるガスについては話し合われないのでしょうか?

あと、自民党内では、懐かしの安倍晋三前首相が「クールアース50懇話会」なる自民有志からなる勉強会を同日に発足させて座長に就任したそうです・・・。
 参考【<安倍前首相>本格始動 自民有志の環境勉強会の座長に (毎日新聞)】
「美しい星」という、かつての呼び名はどうなったんだろうか・・?
数年後を目指す福田元首相の思惑に対して、2050年というやや遠い未来を目指す亡霊安倍前首相の思惑が今後どのような干渉をするのか、ちょっぴり気になります。


話は変わりますが・・・、
インドネシアでは焼き畑農業の影響で泥炭層の火災が相次ぎ、二酸化炭素の排出量は日本の年間排出量13億トンを上回る年平均20億トンだそうです。全世界で化石燃料の消費に伴って排出される量の8%に相当するそうです。
 参考【インドネシア、大量CO2 焼き畑で泥炭火災相次ぐ asahi.com】

アメリカでもセントラリアという町で地下の炭鉱火災が45年以上も続いてるとか、中国など他国でも同様の火災が多数発生しているとかいう話もあります。
 参考【セントラリアの坑内火災 ウィキペディア】
全部あわせたら、いったい日本の排出量の何倍が排出されているのやら・・・。

他国の事なので干渉することは国際的に難しいのでしょうか?
インドネシアの場合、火災を消すだけでなく、焼き畑に対する対策も必要そうです。
鎮火は困難でしょうが、これを日本の出資で完璧に消すことが出来たら京都議定書の目標を達成した上に排出権取引で他先進国に売りつけることすら出来そうです。
なんてったって、排出量を一気に154%も減らすことが出来るのですから・・。
なにも全部消さなくても目標達成に十分です。
コスト的に見合うのならば消すべきでしょう。

だけど、日本の発展を前提にするという、生ぬるくて、子孫に思いやりが無く、儲ける事が全てなら、絶対こんな単純な目標達成は目指さないでしょう。

日本がかつて世界に誇った省エネ技術や汚染防止技術を海外に輸出する方向で頑張るのでしょうか。
そういった排出権取り引きを目指すためには、発展途上国の、汚染や温暖化を省みない無茶な発展が必要条件になる訳で・・・
先進国が排出権取引による数字だけの温暖化対策を続けようとする限り、地球全体の温室効果ガス排出量は増加し続けるといった皮肉な事になりそうな予感すらします。

あとは、風力発電とか太陽光発電とか日本国内の企業が儲けることが出来る仕組みなどなど・・・。
木を植えたりする活動はイメージアップ程度しか儲けに直結しない事だしなぁ〜。

未来の子孫たち、そして地球上の全生命の未来を真剣に考えたら絶対に今回の懇談会のようなつまらないメンバー構成や議題にはなりようがないと思うのです。

ああ、ますます地球温暖化人類起因説が怪しく思えて来る。



最後に、各メンバーの関連著作をまとめてみました。

枝廣 淳子 不都合な真実 朝2時起きで、なんでもできる!
奥田 碩 奥田イズムがトヨタを変えた トヨタの正体(続)
勝俣 恒久 「青森・東通」と原子力との共栄 
黒川 清 大学病院革命 地球環境危機からの脱出
末吉 竹二郎 有害連鎖 カーボンリスク
高橋 はるみ はるみ知事の夢談義 知事の主張(2007)
月尾 嘉男 縮小文明の展望 環境共生型社会のグランドデザイン 地球の暮らし方
寺島 実郎 プランB2.0 大中華圏 われら戦後世代の「坂の上の雲」 
松井 三郎 地球環境保全の法としくみ 今なぜ地球環境なのか 環境ホルモンの最前線
三村 明夫 知りたいやつはついてこい!
薬師寺 泰蔵 アジアの環境文化 地球環境危機からの脱出
山本 良一 温暖化地獄 エコアクションが地球を救う! エコマテリアル・ガイド

見事なまでにレスターブラウン派の御用学者が居並んでいるような気がします・・・。

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