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zoom RSS 後部座席シートベルト義務化の不思議

<<   作成日時 : 2008/06/03 10:40   >>

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さて、今年2008年6月1日より改正道路交通法の施行によって自動車の後部座席でのシートベルト着用が義務化されました。
当面は高速道路や自動車専用道で着用しなかった場合は運転者が減点1。
周知徹底に努め、秋頃を目処に一般道でも罰則を行うようになるそうです。
(2008年10月1日より高速道路での違反に対して減点されるようになりました。)

さて、私の住む愛媛県でのローカルニュースで・・・、
『愛媛県内の昨年度の交通事故者数は100名。
そのうち、後部座席に搭乗していての事故死者数は6名。
さらに、そのうち、2名がシートベルトを着用していれば助かったと推定されます。』


・・・・・・・・・・・。
少ないデータ数で申し訳ありませんが・・・。
後部座席でシートベルトをしていても3分の1しか助かりません。
交通事故全体では2%もの命しか救えません・・・。

98%の死亡事故を減らす対策のほうが先決だと思うのは私だけでしょうか?

事故の実験映像などを見ても、前後方向の衝突にしか効果が無いのは明らかです。

今回の改正は自動車メーカー側にも多大な負担を強いるそうです。
現在売られている普通乗用車では、一見後部座席には運転席や助手席同様の3点式のシートベルトが装備されているように見えますが、一部の車種を除き、後部座席用のシートベルトはベビーシート/チャイルドシートの取り付けを考慮されて、がっちり固定される構造になっていて、人間が座って快適に着用し易いように作られていないそうです。受け側の金具も通常シートの側面に収納されるようになっているため、片手でシートベルトを着用する事は不可能なものが多いそうです。

メーカー側も突然着用義務化を知り、対応できていないのが実情だそうです。

これから開発して販売される車種なら大丈夫かも知れませんが、当然コストアップに繋がる事が安易に予想されます。
ただですら原油や鉄鋼の狂乱的価格上昇で苦しんでいる自動車業界に更なる苦戦が強いられる事になりそうです。

タクシーの乗客には着用を強制するのに、後部座席にシートベルトがない車種(ワゴン車や路線バスなど)では着用は必要ありません。
皇族や要人など前後に護衛が付いて運行されるクルマの中では着用義務はありません。
子供3人は大人2人換算で乗車する事は認められていますが、その場合、足りないシートベルトは締める必要はありません。
シートベルトが届かないほど体格が極端に大きい人など(要するにデブ)には、継ぎ足しのアダプターなどの使用は一切認められず、シートベルトを付ける権利すらありません。

こんな状態のままでは、一般乗用車だけに義務付けられる後部座席でのシートベルト着用は到底納得の行くものでは無く、到底従えない事です。

私は生後2週間の我が子と妻と共に病院から退院する時に、どうやって帰ったものか悩んだ挙句、プロドライバーなら大丈夫だろうと、タクシーで帰ろうと決めた事がありますが、今後はシートベルト着用義務およびベビーシートの義務も無い路線バスで帰らなければいけなくなるのでしょうか?
バス停からの徒歩も余儀なくされ、不慣れな抱っこで立ってバスに乗って重大な事故でも起きたらどうするつもりなのでしょうか?


3人乗り自転車の規制はもっと極端です。
過去5年間の3人乗り自転車による死亡事故は3件。(日本全国で!)
2006年一年間の自転車使用中の死亡者数は812人。

1000分の1以下の事故を防ぐために法律を強化するんだったら、同時に1000分の999の事故を防ぐ何らかの対策が盛り込まれなければ到底納得の行くものではありません。

自動車同様、各自転車メーカーは安定して走行する事が可能な新型の3人乗り自転車の試作品を作っているものの、警察側からは何ら基準が示されないまま販売する事もできず、非常に困惑していると言います。

でも、同時に施行された自転車に関する改正では、
『13歳未満の子どもや70歳以上のお年寄り、 身体障害者の場合は道路標識がなくても歩道を走れるとする』
などという事になりました。
要するに、自転車は車道を走らなければいけないという事が明確化されたのです。
ややこしい例外規定はあるものの、『自転車は車道を』という単純な言葉だけが独り歩きしている感は否めません。
ややこしい例外規定は、『ややこしい』ので、当然多くの国民に無視されます。

これに伴って、『歩行者は、「普通自転車通行指定部分」をできるだけ避けて通行するよう努めなければなりません。』なんていう努力目標も同時に掲げられています。
だいたい、免許制じゃない歩行者や自転車に罰則規定のある法律を強制する事に違和感を多少覚えます。
ルールやマナーという範囲にとどめるのなら納得するのですが・・・。

実際、道路交通法では車道の左側を走らなかった場合は、最大、懲役3ヶ月の重い罰則があるにも関わらず、『自転車は車道を』という言葉だけ脳にあるためか、車道の右側、左側お構いなく走行する自転車が多すぎます。
あれは、本当に絶対に危険です。
法を守っているものをも巻き込んだ事故に発展する可能性を多大に孕んでいます。

マスコミは、
『自転車は車道の左側端を一列で走行』
『車道の右側を走行したら懲役刑』
という点をもっと強調して報道しないと、後々訴訟や廃業など大変な事になる事でしょう。

年間1件にも満たなかった3人乗り自転車による事故死が無くなったとしても、車道走行奨励によって死亡事故数が増加したのでは何の意味もありません。

昨今は、団塊の世代の大量退職によって天下り先の確保に各省庁は躍起になっていると噂されます。
今回の道路交通法改悪は、自動車・自転車メーカーへの出向や天下りを増やし、更に各種外郭団体等を拡充したいと同時に反則金収入が上がれば万々歳、という意図以外感じられないのは私だけでしょうか?


↓ご参考に↓
改正道路交通法のあらまし(平成20年6月1日施行)
それでも自転車に乗り続ける7つの理由
自転車ルールを守って楽しく乗ろう(1巻)
道路交通法改正Q&A(〔平成19年〕)
じてんしゃ日記
道交法の謎
反則金なんか払わない

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