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zoom RSS 【映画感想】 「天使と悪魔」 「第五惑星」 「26世紀青年」

<<   作成日時 : 2010/06/17 13:04   >>

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最近、オンラインゲームにもやや飽きて、時間があいたので、定期的にCS放送で録り溜めた映画を見る機会が増えました。
なので最近見た印象に残る作品の簡単な感想など・・・
ちょいちょいネタバレですので、まだ見ていない人は注意してください。



■「天使と悪魔」 Angels & Demons 138分 2009年 アメリカ

ダヴィンチコードの続編。
1作目に比べて、これぞハリウッド・エンターテイメント・サスペンス&アクション・ムービー!という感じ。
1作目の緻密で謎めいた作りを期待した人には面白くなさそう。

だいいちタイトルが続編っぽくない・・・。
いっそ、「ガリレオ・コード」とか、「ベルニーニ・コード」とか、「ヴァチカン・コード」とかいうタイトルにすれば分かりやすかっただろうに・・・。(本編と多分に無関係になっちゃいますが・・)

まあ、ユアン・マクレガーがあんな役してる時点でオチが想像つくといいますか・・。
反物質がものすごい大量に生成されてたり、主人公がアメリカからヴァチカンまで20分で移動してたり、荒唐無稽な設定が気になるところ・・。
単に「物質と反物質」と「天使と悪魔」を結びつけるという着想だけから描かれた物語という感じ・・。

ヴァチカンの描写は詳細なのですが、どこまで実際と同じなのかは疑問を抱くところ・・。

基本的には「悪魔の手毬歌」を彷彿とさせる、次々と行われる殺人の場所や手段を推定して行くという物語の進行。
金田一耕助は現地に行って始めて聞く童謡をヒントに次々起こる殺人を予測するけど、こちらはシンボル研究者の主人公が長年の研究に基づく知識によって殺人が行われる場所を突き止めていくといった感じ。一枚下手。


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■「第五惑星」 Enemy Mine 94分 1985年 アメリカ

なんか番組表の説明を読んで、とてつもないチャチでC級で笑えるSF映画かなぁっと思って録って見てしまいました・・
冒頭の宇宙戦闘シーンや不時着した第五惑星に巣食う蟻地獄のような生物の食事シーンの効果音などからZ級SFを確信しながら見ていくと、さにあらず!
ストーリーはとてつもなく骨太で、深遠なテーマで、舞台となる架空の惑星の作り込みもCGなんて無いに等しい当時の映画としては非常にリアル。特殊メイクを施された宇宙人役の演技も最高!
ついつい引き込まれて一気に見入ってしまい、最後には思わず涙ぐみそうなほどの重〜い感動を覚える映画でした。

国家も文化も種族もを超えた普遍の真理。
異星人は聖書のようなものを肌身離さず持ち、毎日朗読している。
その聖書的なものの記述と一致する地球人の考え方を教えた人を問われ、ミッキーマウスと答える。

序盤は宇宙戦争ではじまり、サバイバル、異種コミュニケーション、冒険、子育て、最後はバイオレンスアクション、と盛り沢山な展開です。

なんで、こんな凄い映画を知る事なく今まで生きてきたんだろう?という感じです。
間違いなく、今後SF映画のお勧めを尋ねられた時に真っ先に思い浮かぶ映画となることでしょう。






■「26世紀青年 ばかたち」  Idiocracy 85分 2006年 アメリカ

基本的に、とてつもない「おバカ」映画なのですが、思わず考えさせられる映画でした。
タイトルは思いっきり「20世紀少年」(&ともだち)のパクリタイトルで、日本では劇場公開も無かったそうです。

人工冬眠実験の不手際で500年後の未来に蘇った主人公。
知能が高い人々は子供を作らず、低知能の人々ばかり大量に子供を産み続けた結果、平均知能指数の異様に低下した未来。
具体的数値には触れられていなかったものの、ちょっと利口な犬くらいの知能って感じ。
なんせ21世紀で何もかも人類の平均に一致と言う理由で人工冬眠実験に駆り出された主人公が26世紀では世界で一番知能の高い人間!

刑務所に入れられる前に受けさせられた知能テストの問題、「3.5リットルの水が入ったバケツと、17リットルの水の入ったバケツがあります。バケツは何個?」といった感じ・・・。他にテストを受けている人々を見回すと、出題するヘッドホンすらまともに扱えないような面々・・。
他にも1〜2歳児向けの知育おもちゃのような問題すら解けない・・・。

倒れかけたビルは隣のビルとロープでぐるぐる巻きにされ、寸断された高架の道路からはクルマが落ち続け、ゴミは処理されず積み上げられ「ごみなだれ」をしょっちゅう起こす・・・。
ホワイトハウス内の各長官もバカばっかり・・、不作の原因が「ゲータレード的な飲み物」を畑に与え続けた結果という事がどうしても理解できない。
「だって電解質が入ってるんだぜ」 「電解質ってなんだ?」 「そうだ!ゲータレードに入ってるやつだ」・・・

たぶん、一番のテーマは、おバカで阿呆な人々とのコミュニケーションを如何にするかという事。
これは別に全世界の人がアホになった未来じゃなくても現代でも使えるテクニック満載。
2歳児と痴呆老人と同居する私としては非常に同意できて参考にもなる作品でした。
(もっとも2歳児はどんどん物事を覚えてくれますが・・・)

まあ、少子化やコンピューター依存の現代社会の様子を見渡せば、あながち起こり得ないことでは無いと言う、ある意味最もリアルに予測された未来を見たような気がします。

「原子力発電所がゲロげーげー吐いちゃってるんだ」なんて話はとてつもなくリアルでゾーッとします。

とっても正直に予想し描いた結果なのか、とっても性的に下劣な部分や、とっても残酷なシーンなど満載で、とても子供には見せられない作品でした・・・。
日本では劇場公開されていないためか特に視聴年齢制限は無いのですが、R-16くらいになりそうな・・・。

風刺映画として現代のアメリカそのものを描いているという一面もあって、本家アメリカでも興行成績が振るわなかった理由がその辺にあるような気がします。

また、この作品はあのディズニー・ピクサーの名作「ウォーリー」がパクッたんじゃ無いかと言う事でも有名です。
ビルより高いゴミの山や、堕落しきった人類、人間に奉仕するロボットたちなど確かに共通点は多いです。
でも、やはり「ウォーリー」はディズニーらしく暖かく柔らかく描いていますが、こちら「26世紀青年」は容赦なくハードに正直によりリアルに描いています。
(「ウォーリー」の世界では、普段の生活がすべてコンピューター&ロボット任せであるものの、しっかりした教育はされているようで、おそらく繁殖行動なんかも厳密に管理されていて遺伝子的おバカ化は起きないのでしょう・・)
合わせて見てみるのも一興だと思います。



26世紀青年

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ウォーリー



■「センター・オブ・ジ・アース」 Journey to the Center of the Earth 92分 2008年 アメリカ

あのジュールベルヌの原作を元に舞台を現代にアレンジした感じ〜
ちょっと科学的考証ができてないというか・・・、物理的法則を無視しまくりで、ある意味子供には見せられない映画。

それなりのSFなんだから多少の荒唐無稽さは必要だけど、とりあえず地上ではニュートン力学をちゃんと考慮してこそ、物理的法則すら通じない地底世界との対比が際立ったと思うのですが・・・。
所詮、3D映画として作られたという、「驚かし映像」を見る映画となってしまっています。

なお、東京ディズニー・シーの同名のアトラクションとは、原作とタイトルが一緒というだけで基本的に全く関係ありません。


センター・オブ・ジ・アース



■ あと、「キンダーガートン・コップ」も見たけど、懐かしいだけ・・・。
シュワちゃんが若いっていうだけで、素晴らしき古き佳き予定調和の世界でした。


総じて、子育てをするようになってから、映画の見え方が変わった気がします。
どうしても親が子を見る視点を持って臨んでしまいます・・・。あと、この映画を子供に見せて糧になるだろうか?など・・。
とりあえず、映画のサブテーマに親子愛を練りこんでおくべきものなんだなぁと感じた今日この頃でした・・・。


  

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総論:前作よりスケールダウンしてますが、サスペンス映画として合格。ロン・ハワード監督の大ヒット作、「ダ・ヴィンチ・コード」の続編となる歴史犯罪ミステリー。前作に引き続き&.... ...続きを見る
映画批評OX
2010/10/26 00:20

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