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zoom RSS ジャパン・シンドロームって何ぞや??

<<   作成日時 : 2011/01/12 12:58   >>

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なんだかNHKのニュースをぼんやり眺めていたら、『ジャパン・シンドローム』なんて言う聞きなれない言葉が聞こえてきたのです。
有史以来、人類史上初の出来事が日本に起きようとしているとかナントカ・・・
全世界の研究者や政府が今の日本を注視しているとかナントカ・・・

ちょっと調べると、かつてレスター・ブラウンが提唱した『ジャパン・シンドローム』という言葉は、工業化以前から人口過密な国に近代工業が導入されるにつれ、農業人口が減少し食糧自給率が30%を割り込んで様々な弊害が出てくる。といった意味だそうです。

だけど、今回NHKで言ってたのは、ずばり少子高齢化。それも極端な少子高齢化。
少子化が進む事によって労働人口が減少し、収入が減り、とても子供なんか産めない状況になり、更に将来の労働人口は減って行く・・・
逆三角形の人口構成。
総人口は毎年地方都市ひとつが消えるペースで減少を続ける・・。

なんだか根っこの所は、これもまた世界に例を見ない日本特有の問題、『デフレ・スパイラル』と一緒のようです。

番組では、ドイツのこの件に対する政府研究機関が東京に置かれているとか、イギリスのジャーナリストが日本国内の都市で最も少子高齢化が進んでいる長崎を取材している様子などが描かれていました。
市内中心部の百貨店ではフロアが減少し、紳士服や子供服の取り扱いを止めたなんて言ってました。
すぐそこに工業地帯があるのに、何故高齢化が異常に進むのか不思議な様子です。
上水道の更新なども、安定した人口増加を前提とした水道料徴収により賄われるため、立ち行かなくなっているとか・・。

そして地元の経済団体へ取材。
なぜ海外の企業を誘致したり、外国人労働者に頼ろうとしないのか、日本の暗黙の排他的文化に対して疑問を呈していました。

そう、常に日本の10年先を行くと言われたアメリカには、同様の問題がまるで起きていないのです。
それは、なんといっても移民政策によるものだそうです。

ここで私、アメリカ式資本主義の本質に気が付きます。
搾取する資本家と、搾取される労働者。そして搾取される者を着実に供給する仕組み。
(なんか、共産主義者的表現だけど、私は違〜う。)
日本は戦後、徹底してアメリカ式資本主義を叩き込まれた筈だったのに、なんかソコが真似できなかった・・・。
本当に真似できなかったのか?あるいはアメリカが真似させなかったのか・・?
日本の帝国主義の時代は遅く短く、プランテーション等の他民族からの収奪という習慣が少ないからかなぁ・・

ちなみに中国は国内でそれをやっているもんだから、一人っ子政策の影響もあって農村部の少子高齢化は日本以上に深刻だとか・・・。
そして年金や医療などの福祉も無いに等しいという・・・。

一億総中流なんて言ってた時代が、いわゆる「団塊の世代」には等しく富をもたらしたものの、その富は次世代以降まで続かなかった・・・。
格差を生み、貧困層の少子化が進む上に、閉塞感から富裕層までもが消費を控える傾向が顕著。
アメリカ同様、日本でも熱病的な消費バブルは明らかに弾けたでしょう。そして往時まで回復する事は二度となし・・・。
企業提供で生き永らえるマスコミが消費バブル崩壊を助長したく無いから伝えようとしないだけ。

日本は圧倒的に単一民族国家である事が弊害となっているのは明らか。
やれ、インドネシアから看護師を呼ぶとか、やれ、フィリピンから介護従事者を呼ぶとか言っても、日本語力を始めとした数々の関門を設け、事実上労働力の流入を拒み続けています。

さらに日本人の重大な性質として、「物事が深刻にならないと対策を行わない。」という傾向があります。
なんせ「先見の明」という言葉が比較的稀有な出来事として扱われるような文化だし・・・。
まあ、いざ対策するぞ、となれば手遅れでしょうな・・・。

地域格差はどうしようもなく進行しますな・・。
私個人の実感として、景気の浮き沈みというものが首都圏から地方へと波及するのにバブル直後は1年程度の期間を要したものが、その後、そのずれが2年になり3年になり、そして現在は5年程度かかっていると感じます。
なんとなくだけど、そのうち景気の浮揚は地方に波及しないままになりそうな予感。そして景気の沈降はリアルタイムに響くという・・・。

昨今流行の、伊達直人からの贈り物などの現象は、そういった世代間、収入差の格差是正の自浄作用だと思います。

しかし、少子高齢化や人口の減少は悪い事ばかりではありません。
このペースでジャパンシンドロームが進行した場合、50年後には日本の総人口は現在の4分の3以下の8千万人まで減ります。
そうなれば、温室効果ガスの排出量を25%減らすと言う目標はかなり楽観的にクリアできそうですね。
60年後には高度経済成長前の戦後の人口に等しくなります。
100年後には4千万人くらいまで減る見込みで、食糧完全自給で日本人全てが環境と共生して生きる事ができる可能性がぐ〜んとアップします。
よかったね、未来の日本人。

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