豪憲君殺害事件、容疑者逮捕の波紋

さて、秋田県藤里町の米山豪憲君殺害死体遺棄事件でついに容疑者が逮捕された。
逮捕されたのは、豪憲君の家の2軒隣に住んでいた畠山鈴香容疑者(33)。
この事件の報道の経緯と波紋について素人意見を述べたいと思う。
 関連記事【豪憲君殺害事件。犯人は?

まず豪憲君殺害事件が大々的に報じられた時点で、畠山鈴香容疑者は、『ほんの1ヶ月位前に水死した彩香ちゃんの母親』として登場。
(彩香ちゃんが水死した時も一部マスコミでは取り上げられたが、ごく小さな扱いであった。)
警察にロクな捜査をしてもらえず、娘の死因をうやむやにされたという悲劇の被害者として当初取り扱われた。
同時に事件は、『連続殺人事件』としての様相を呈するが如く装われて、お茶の間や通勤ラッシュ時の丸の内線の車内などに提供されてきた。

数々の手がかりは見付かりつつも進展しない捜査。一向に浮上しない犯人。
やきもきしながらテレビ画面を口開けて眺めていた人も多いだろう。

そして、『事件は予想もしない方向に発展!』『逮捕されたのは綾香ママだった!!』という方向に導かれ、ワイドショー系の番組では分析が一気に開始されている。

しかし、週刊誌報道の世界では随分早くから畠山鈴香犯人説が展開されてきた。
されど、昨日の「任意で事情聴取」の一報が入ってからも『近所に住む無職の女』『同一団地内に住む女』などという”奥歯にもののはさまった”表現に留められた。

実際は、豪憲君殺害事件発覚直後から畠山鈴香容疑者の団地内の家と実家には豪憲君の家を上回る大量の報道関係者が張り付いていたという話もあり、近所の人にしてみれば誰が怪しいかは一目瞭然であった事と思われる。

昔あった『松本サリン事件』の二の舞になる事を避けていたことは火を見るより明らか。
まだ犯人と決まっていない人を報道で犯人臭く見せる事によって、何の罪も無い人を追い込まないように今回のような形になったのだろう。

『和歌山ヒ素カレー事件』の報道推移に非常に近いように思われる。
どんなに怪しくても容疑者となるまではモザイクをかけてお茶の間に供し、逮捕されるや否や一斉に完全無修正となって報道される。

逮捕前の『彩香ちゃんの母親に独占インタビュー』『彩香ちゃんの母親が不審人物を目撃』などの話題も、今にして思えば『和歌山ヒ素カレー事件』の報道と符合する。
”火は火元から騒ぎ出す”、”盗っ人 たけだけしい”の原則とでも言うのであろうか、犯行を隠蔽中の人物のとる行動というのは傍目から見て、時に実に滑稽に見える稚拙な事柄が多い。
家を取り囲む取材陣に対して、吠える姿などは、林眞須美容疑者が報道陣にホースで水をかけている映像と妙にダブる。

つまるところ、事件の被疑者にたいする報道姿勢は松本サリン事件の時代と本質的に何ら変わっていない。


さらに、ここに来て気になる事がさらに増えた。

世間にはびこる、
『子供を持つ親が他人の子供を殺すなどという事に大きな戸惑い』
『いったい世の中に安全な人なんているのか?』
『こうなったら誰も信じられない』
などの意見である。

もちろんマスコミの情報操作による世論誘導である事は間違いないが、騙されて真に受け、本気にしている視聴者国民も多いことであろう。

何故、秋田の片田舎で起きた、言わば『1億分の1以下の事例に過ぎない事』に、そんなに騒ぐのか?
「子供が不慮の死を遂げた親は全て危ない」などという事には成り得ぬべきことであり、有り得ない事である。

良く、欧米的思想である『性善説、性悪説』で論じようとする人もいるが、ソレは違うと思う。
ヒトは生まれながらにして善の部分、悪の部分、ニュートラルな部分全てを持っていると思っている。
職業別に犯罪を起こしやすい起こし難いという統計的事実はある事は確かであろうが、『絶対、犯罪を起こさない職業というものは存在しない』のである。
 同時に、『絶対、犯罪を起こす職業というものは存在しない』という認識をしなければならない・・・

決して、”子を持つ主婦”という職業の人が全て悪いヒトと決定付けられた訳では無いのである。
そこんところテストに出るから覚えておくように。   ・・・


そんでもって、
国までが、この騒ぎに便乗している。
『子どもの安全対策、スクールバス導入を 少子化相』
asahi.com 2006年05月19日10時44分
 猪口少子化相は19日、閣議後の記者会見で、秋田の小1男児殺害事件を受け、子どもの安全対策のためのスクールバス導入の必要性を改めて強調した。政府・与党内には効果や財源面から疑問視する声もあるが、「必要なものは必要と強く押す大臣がこの国には必要」として6月にとりまとめる政府案への盛り込みに強い意欲を示した。
(以下略)

どさくさにも程がある!!

どうせ、天下り先の法人を増やすために前々から考えていた事を、たまたま起きた児童殺害事件にかこつけて発表のタイミングにしただけだろっ!

アメリカやイギリス風に言えば『豪憲君法』なんて呼ばれる事になるんだろうなぁ~。んで世間は『彩香ちゃん法』と呼ぶという・・・

だけど今回の事件は、保護者が目を離した、自宅までの僅か60メートルの間で犯行が行われたと言われている。

するってぇ事は、玄関先まで送り迎えするってぇ事かい?
それとも幼稚園バスみたいに親にピックアップポイントまで来させるのかぃ?
マンションなんかの団地はどうするんでぃ?

アメリカみたいに、子供を目の届かない場所に置いた咎で保護者を逮捕するような法律が必要になるんじゃあ無えのかぃ?

どう考えても、今回のような事件は防げないだろー!

猪口さん、悪い事は言わん。
とりあえず、スクールバス導入案は引っ込めとけ。

どうせ無駄だ

(なんで後半べらんめぇ口調?)

 スクールバスの件については別の記事も書いてしまいました・・・
 【豪憲法:スクールバス導入。マイナス面は・・・
 ↑よろしければ読んで下され↑



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この記事へのコメント

キューちゃん
2006年06月07日 19:46
大人はなぜ、人をころすのでしょうか。同じ人間なのに、どうしてそこまで殺意を持つのでしょうか。ましてや ひとのこどもをころすなんて。
2006年06月08日 10:02
キューちゃん様、コメントありがとうございます。
大切なのは、すべての人が人を殺すのでは無いという事だと思います。
交通事故などの、殺意を持たない殺人の方が今回のような事件よりはるかに多く起きているという事を忘れてはいけないと思います。
ダメ主婦
2006年06月09日 15:44
私、多分、容疑者の気持ちわかる。
弁護士が話してた内容聞いても、矛盾した事を言っている犯人の事も。
もし、この考えが同じなら・・・。
通常心理状態では、思いつかないと思う・・・。
私も殺人者になる予備軍かもしれない・・・。
でも、言える事は、
信頼できる人が私の側にはいてくれるという違い・・・。

孤独は人を人間不信にして、
本心を隠し嘘をつかないと自分を支えていられない・・・。
人は、矛盾した考えを少なからず持っているもの。
ただ、それが極端なだけで・・・。

孤立した人間を作るということは、それだけ犯罪を増やす危険があるのは
あるのかもしれないと思う・・・。
アキ
2006年06月09日 15:54
すみません。ダメ主婦と書いたものです。
なんか混乱するニックネームだといけないと気づきまして、
アキにします。n(__)nすみません。
自分は子供を持っていますが、最初は、理解できなかったんです。
この犯人の気持ち。
でも、近所から孤立してる点や、娘に対する思いの矛盾などを
同じく持ってる者としては、同じ状況下におかれた想像をした時、
もしかして!?というところまでたどり着いた時、
やばいと思いました。(^^;)
すべての人間が犯罪するわけではありませんが、少しでも危険回避
できるすべがあるといいなと思い、書き込みさせていただきました。


2006年06月09日 17:02
アキ様、コメントありがとうございます。
”娘に対する思いの矛盾”というのは親子関係には必ずあるものじゃないでしょうか?
”可愛さあまって憎さ百倍”などと昔から言われるように「愛情」が深いからこその感情だと思います。
私もかつて独り暮らしで孤独(&貧乏)だった頃、悪事ばかり考えるようになっている自分に嫌気がさした事があります。
金八先生じゃ無いですが、やはり人は支えあってこそ人なのだと思います。
防犯カメラや防犯ブザーなどの血の通わない方法に頼っていたら、ますます世の中は悪くなってしまいそうですね~。

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